オセロ

「かわいいーっ」で出てきたTO君と同じクラスのY子ちゃん。
小学校の帰り道に、妻にいろいろと話しかけてくるそうです。とても元気の良い、おおらかな女の子のようですね。
あぁ、ちなみに登下校ですが、朝は集団登校に妻が付き添って学校まで行ってます(時には教室の中まで…その話はまた後日…)。帰りも、小学校の校門近くまで、妻が迎えに行ってます。

その日、Y子ちゃんは、妻の顔を見るやいなや、

「ねぇねぇ、今日TO君がねぇ…。」

妻は、またTO君が何かしでかし、Y子ちゃんに危害を加えたとか、妙なこと言ったとか、泣かせたとか etc.…想像するわけですよ。
そしたら…、

「今日ね。TO君と休み時間にオセロしたとよ。そしたら、1人対10人(くらい?)だったとよ~。私は一人で、あとお友達はみんなTO君の味方について、私、たいへんやったちゃからー。それで私負けちゃったとよねぇ~。」

ということだったようです。どうも最初は、教えながらしてたみたいです。

妻は、「それはたいへんだったねぇ。ごめんねぇ。」

と言ったそうですが…、Y子ちゃんからの返答は…、

「うぅぅん、でもいいと! TO君おもしろいから!」

確かに、普通にしてれば(TO君の場合、普通とは何ぞや?)、TO君は結構ひょうきんなところがあって、お友達を笑わせたりするキャラのようです。←まじめな(?)両親のどの遺伝子を受け継いだのか?ものすごく疑問ですが…。
でも、良かったです。そのひょうきんさが交流学級のお友達に受け入れられていて…。

しかし、TO君の不安がつのった時、何かの原因でパニクった時、お友達の発言をTO君が勘違いして受け取ってしまった時 etc.…TO君の口から、「キライ」、「バカ」、「もう知らん」、「もう遊ばん」などと不適切な言葉が出てくるんですよねぇ。
できるだけ、そんなことにならないよう、穏便に学校生活を送って欲しいものです。

Y子ちゃん…、できればTO君とお友達でいてくださいね。

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「かわいいーっ」

男(の子)は、どのくらいの年齢まで、「かわいい」と言われて“うれしい”のでしょう?…。

小学校からの帰り道…、
TO君と同じクラスの女の子(Y子ちゃん)から、別のクラスだと言うのに、KO君は、「かわいいーっ」と言われて頭を撫でられているらしいです。

確かにKO君は、“かわいい系”です。小ちゃい頃もジ▽○コ店内を歩いていると、女子中・高生から…、

「かわいいー、写真撮ってもいいですか?」

と、言われていました。

私達家族御用達の某うどん屋さんでも、隣りに座った女の子達が…、

「かわいいー」

と、KO君の方ばかり見ながら言っていました。

TO君担当の たけ父さんとしては…、

「隣にも同い年の子がいるんだけど? こっちの子にも“かわいい”って言ってくんない?」、「写真も撮ってやってくんない?」

と、文句言いたかったくらいでした…。

Y子ちゃんは、とてもしっかりした感じの女の子。うちの子達と同じ幼稚園では見かけなかったから、別の幼稚園か保育園から来た子なのでしょうね。TO君の交流学級で、TO君の真後ろに座ってて、いつも面倒を見てくれているみたいです。
そう言えば、入学式の時もTO君の隣りに座っていました。式でスケジュールを見ているTO君を横目に、最初は怪訝そうな顔をしていたのですが、途中から、付き添ってくれた在校生の男の子と一緒に、スケジュールを指さして、「次はここだよ」と教えてくれていました(初対面でも、“お世話してモード”のオーラが出ているのでしょうか? ホント、お世話になります)。

Y子ちゃんには、弟か妹がいるらしく、KO君のことが弟みたいで“かわいい”んでしょうね。
KO君も、まんざらじゃぁないらしく、照れながらも“ご機嫌モード”です。
しかし、別のクラスとは言え、同級生に“かわいい”と言われるのもどうかとは思いますが…、本人がいいのだから、まぁ、いいか…。

かく言う、私…
あれは中学1年生の時でした。
今よりはまだ(体つきが)小さかったとはいえ、同級生の中では一番大きかった私なんですけどねぇ…。
2つ上の3年生の女の先輩に、廊下で会うたびに、周囲にどれだけたくさんの人がいようと構わず、私の顔を見ると、“かわいいーっ、かわいいーっ”と連発されていたのでした。結局、その先輩、卒業するまで1年間ずっと言い続けたのですからすごいです。そう言い続けた先輩の顔よりも、その先輩の隣にいた同級生の半ばあきれ顔の表情の方をよく覚えています。
まぁ、しかし、私も悪いことを言われてるわけではないので、言われるたびに照れはしましたけど、「まぁいいかぁ」…って感じで過ごしておりました。

私を見て、“かっこいい”と言う人はいないと思いますが(そんなことは最初から期待はしていませんが…)、中学生にもなった男子に“かわいい”はないと思うのですがねぇ。いや、それが、身体も小さくていかにも可愛げな男の子だったらわかるんですけど、この図体ですよぉ、まったく…(←どんな図体やねん!)。

KO君へ…、
あなたは、お父さんによく似ていますが、あまり食べ過ぎず、食べてもよく運動して、決して太らないように気を付けてください。いつまでも“かわいい、かわいい”と人に愛される子でいてくださいね。

※訂正…
Y子ちゃんは、同じ幼稚園の別のクラスの子だったようです。妻からチェックが入りました。

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「ボクだよ!」

小学校に入学し学校に行ったのは、まだ10日足らずですが、KO君は、TO君と別々のクラスになって、小学校生活をとても enjoy しているようです。

やはり、私達夫婦の決断は間違っていなかったと思います。
TO君の特別支援・情緒級が存続されたことが前提ではありますが、KO君とTO君を同じクラスにしなかったことは正解だったです。

朝、小学校に着いて帰るまで、特に授業中は、KO君は一人だけでのびのびと自分のことだけを考え、クラスのお友達と小学校生活を満喫しているのだと思います。
知的好奇心旺盛なKO君は、「勉強が楽しい」と、とても張り切っています。
おそらく、幼稚園までは、TO君が同じクラスにいることで、「TO君がまた友達とケンカしないだろうか」、「何か変なこと言わないだろうか」、「妙なこだわりとパニックを出さないだろうか」…etc. とても不安をかかえたまま過ごしていたのだろうと思います。
→親だって、TO君のパニックを見たら、その場からTO君を抱えてどこかに連れ去りたいくらいですからねぇ。「きょうだいじ」のケアは大事です。

誤解のないように…、それで、別のクラスになったからと言って、KO君は「TO君のことは、もう知~らない!」という態度をとっているわけではないのです。
反対に、これまで以上に、TO君のことを気遣っているようです。
休み時間等にはTO君の様子を見にいっているようですし、帰宅してからも、これまで以上に仲良く遊んでいます。翌日の時間割(妻が作ったスケジュール)も、KO君がTO君に読み聞かせたりしています。元来、面倒見がいい性格なのでしょう。


ある晩、もう寝る前でしたが、妻と私が「TO君のことを理解するのは大変だねぇ」とか何とかと話をしていました。

すると、KO君が…、

「ボクは、わかってるよぉ~。」

と、言い始めました。

そして、妻が…、

「え~、やっぱり、それは、お父さんとお母さんでしょー。」

と言うと、負けじとKO君が…、

「ボクだよ!」

と、主張しました。

そうですねぇ。KO君が主張が正しいと思います。
TO君のことを一番理解しているのは、ほぼ24時間365日、寝ているときも時折TO君の枕にされながら(苦しそうにしてますが…)、文句も言わず、ずっとTO君と一緒にいるあなた=KO君ですね。

これからも、TO君の良き理解者となってくれることを望んでいます。
いつも本当にありがとう。

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入学しました&感謝

KO君とTO君…、無事、小学校の入学式を終えました。

子供は、その歩みは遅いかもしれないけれど、必ず成長するのですね。今回の入学式はそう実感させられました。

TO君は…、例のごとく、妻が作成したスケジュールを時折、確認しながらではありましたが、式の間目立ったパニック・行動・言動も起こさず、無事乗り越えることができました。まぁ、キチッと姿勢を崩さずってわけにはいかず、あくびをしたり、(小さく)伸びをしたり、ばた足したり、始終動いていた気はしますが、担任の先生から名前を呼ばれた時も、ちゃんとお返事もできましたし、あの長い式典を大人しくしていたのですから、素晴らしい成長ぶりでした。

KO君は…、そりゃー、とても立派なお姿でしたよ。今回はビデオ撮影は止めにして、写真だけ撮りましたが、いつシャッターを切っても、同じ顔、同じ姿で写っているのが、ミョーにおかしかったです(すごく、くそ真面目ーな方ですね=私と一緒です)。とても緊張していたようですが、担任の先生から名前を呼ばれた時は、とてもはっきりした声で返事をしていました。私の隣に座っていたお父さんがKO君の返事の時に、「おぉ、この子は元気がいいね」と言っていました。ちょっとうれしかったです。

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ここからは、裏話と「感謝」についてです。

TO君が無事、入学式を終えられたのも、入学式前からその前日及び当日の支援をしていただいた、学校の先生方、そして在校生の生徒さん方のお陰です。

実は、この入学式…、校長先生の発案で、新入生と保護者が対面する形で行いたいということで、妻には早い段階から、その状況等について、校長先生自ら説明していただいていました。何でも、校長先生曰く、「感動させたい!」…のだそうです。とても、“熱い”校長先生でしたねぇ。

その意向を受け、TO君の担任の先生(特別支援・情緒級)からも、また、前もって入学式前日のリハーサルや当日の進行について詳細に打ち合わせをさせていただいていました。そして、担任の先生だけでなく、交流学級の担任の先生、教頭先生にも本当にありがたい支援をいただきました。

更に、在校生の生徒さん方です。当日、新入生のお世話をする係りとして、在校生の生徒さんが教室から入学式が行われる体育館のTO君の座る席まで案内してくれ、また、式の間もTO君の隣に座って、さりげなく支援をしてくれました。それも一人だけ在校生がいると目立つからということもあり(もちろん他の子のお世話もあるので…)、数名の生徒さんを新入生の間に配置するという徹底ぶり…。しかし、TO君の係りは決まっているってことで支援をしていただきました。その生徒さんには、式の前日遅くまで残ってもらって、TO君に顔を覚えてもらうため、リハーサルにもつき合ってもらいました。
後で教頭先生からお聴きした話によると、「こういう子(TO君のこと)のお世話係を頼みたいだが…」とお願いしたら、その生徒さん(男の子)は自ら立候補してくれたということでした。本当に感動しました。本当にありがとう。よく気が付くお子さんで、TO君だけでなく、周囲の新入生の状態に目を配り、お世話をしていました。

上記のように、TO君対策が検討される中、もう一つの対策がありました。それは、少しでもTO君が不安なく、式に参加できるようにと、対面式の会場において、TO君は新入生の一番前に座る、そして、その対面に私達親が座ることになっていました。

父(私)と母(妻)、どちらが対面に座るか?
これにも裏話がありました。それは、「体育館に入る前まで誰に側にいて欲しいのか?」、TO君に尋ねたところ、最初は「お父さん!」と答えたそうです。でも、妻が「TO君、あなたは、お父さんがずっと一緒にいたら、甘えて離れられなくなるでしょ。」と言ったら、「そうだね。やっぱり、お母さんにする!」と言ったのだそうです。
それで、TO君に対して、何の支援もできない、心の拠り所くらいにしかなれない父(私)が、TO君の対面に座ることになったのでした。

その席は、学校側が確保していてくださり、お陰で、TO君を目の前にしながら、KO君の姿も横目で確認することができ、写真も撮ることができたのでした。
でも、内心は、TO君が式の間に席から崩れ落ち、「お父さ~ん!」と泣いてすがりはしてこないか、ヒヤヒヤしてはいましたが、入場してきたTO君の顔を見て、「大丈夫だな」と安心して座っていることができました。

妻は…というと、感謝してますよ。校長先生との直接面談、担任の先生とのやりとり、そして、前日&当日のTO君への支援(スケジュールや体育館までの付き添い等々)とたいへんでしたね。
当日、新入生入場とともに、最後尾からそそくさと会場に入った妻は、保護者席の後ろの方の席であまり二人のことが見えず、ほとんど立って見ていたそうです。お疲れさまでした。
それに、妻にはもう一つ重要な任務があったのでした。それは、もしも、TO君がパニくった時には、後ろからTO君の席に忍び寄り、かっさらって退場するという任務でした(それもあって、でかい たけ父さんが動いて目立つより、TO君の目の前に座っておく方がマシという理由もありました)。
幸い、その任務は遂行することなく、無事式を終えることができ、妻もとてもホッとしたことだと思います。気疲れしたでしょうねぇ。

それと、KO君とTO君のクラス(正確に言えばTO君の交流学級)ですが、私達親の希望どおり、別々のクラスにしていただけました。
妻は、知り合いのお母さん方に会うたびに、「え”ー、双子ちゃん、一緒のクラスにならなかったのー!」とビックリされたようですが、これで良かったのだと思います。
こころなしか、KO君に余裕が出てきたようで、とてものびのびとしているような気がします。そして、その分、TO君に対する思い遣りが、以前よりも増して出てきたような気がします。

TO君の特別支援・情緒級の担任の先生、交流学級の先生、どちらも良い先生のようでホッとしています。
とりあえず、入学式が無事終わりましたが、これから長い1年間、よろしくお願いしたいと思っています。

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儀式

私は仕事がありますので、何か用事があってお休みした時くらいしか、双子達を幼稚園に送って行ったことはありませんが、昨年の6月、新しいD幼稚園に通い出してからずっと(いや、その前のT幼稚園の時もか…)、妻とTO君の別れの「儀式」は続いたようです。

儀式とは…、
「タッチ」・「バイバイ」・「アクシュ(握手)」・「チュー」

そして、自分の教室まで行く間にある廊下のそれぞれの窓から、外にいる妻に「バイバイ」、「バイバイ」、「バイバイ」と連呼してからでないと教室までたどり着かないのです(はよ、諦めろ!ってねぇ)。

ちなみに、KO君は家の中ではあれだけお母さん子なのに、幼稚園では妻の姿を振り返りもせず、サッサと教室に入って、持ってきたものを片付け、お友達と遊んでいたのだそうです。

儀式のうち、その一つでも欠けていたら、そりゃーたいへんなパニックだったのだそうです。
年長にもなって、そんなことやってるんですから、やっぱり、あなたの症状は「出ると深い…」のですよねぇ。

でも、その「儀式」への「こだわり」も、幼稚園生活が落ち着くにつれて、少しずつですが和らいでくるのです。時には、何もしなくても、こちらが「今日はしなくていいのか?」と言いたくなるほど、シレっと行ってしまったりする時もあったということでした。

妻との幼稚園での「別れの儀式」だけではなく、私との間にも「儀式」はありました。私は車で40分通勤していますので、朝早めに家を出ます。それまでにTO君と朝のご挨拶ができればいいのですが、できない時は、私が職場に着いてから家に電話をしなければなりませんでした。
そして、TO君と「朝のごあいさつの儀式」を交わさなければならないのです。

TO君:「おはよう」
私:「おはよう」
TO君:「いってらっしゃい」
私:「いってきます(もう着いてるけど…)」
TO君:「お父さん、大好き」←朝からラブコールみたいです。
私:「ありがとう」
私:「TO君も幼稚園頑張っていってらっしゃい」
TO君:「はい、行ってきます」

これをほぼ毎日でした。このうち、一言でも言い忘れたら、すでに私がKO君と電話をしてようと、替わってその部分をしなければなりませんでした(KO君は始めからしない時も多かったです)。

ところが、今は、幼稚園を卒園し小学校入学までの間、少しだけ長い春休み中です。
よっぽど、毎日の幼稚園は、TO君にとって「不安な日々」だったのでしょうか?

毎日の生活が、ちょっと(いや、かなり)乱れていて、朝早く起きませんが、「朝のラブコール」はいらなくなりました。起きてからも、妻に「お父さんに電話して~!」とも言わないそうです。朝から、KO君と二人で仲良く遊んでいます。

いよいよ1週間後には、小学校の入学式です。
小学校は集団登校で、近所のお兄ちゃんやお友達と一緒に行かなければいけません。集合場所、集合時刻(&出発時刻)が決められています。
集合時刻は、私がゆっくりと出勤する時であれば、私より早く家を出なければならない時刻です。
…ということは、少なくとも私と同じ時刻、いや下手すると私も含めてですが家族みんなでもう少し早い時刻に起床しなければ間に合いません。
昨年の5月までの時のように、私の職場に車で5分とは違います。朝の貴重な時間、私も自分のことだけするだけで精一杯です。みんな!(KO君、TO君そして妻)、その点よくわかってるかな?

そして、良いか悪いか?はよくわかりませんが、集合場所が、うちの家の前ということなんだそうです。
「それをいいことに、集合場所にのこのこ最後に出て行くなんてことは、私(お父さん)は決して許しませんよ!」
朝からお父さんの怒鳴り声が聞きたくなければ、みんな早起きしましょうね。

小学校入学が近づいてきて、また、TO君にとって、毎日の不安な日々が訪れるのでしょうか。
今度は、どんな「儀式」をして、送り出さなければならないのでしょう・・・。あまり面倒でないものをお願いします。

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キバ

「キバ」って?
最近の仮面ライダーには、「仮面ライダー キバ」っているんですね。お店のおもちゃコーナーに変身ベルトがおいてあって、双子達はまだその番組は見たことないんですけど、興味津々って感じです。
私が子供の頃は、「V3」、そして「アマゾン」へと続く時代でした(Wikipedia で調べたら、その間に「X
」ってあるみたいですけど知らないなぁ)。まぁ、やっぱり、私もそういうおもちゃ欲しかったですからねぇ。彼らの気持ちはわかります。
仮面ライダーの1号とか2号は、リアルタイムではなかったので、よくは知らないんですが、原作漫画をちょっとだけ読んだことがありますけど、内容はかなり難しいですよね。とても子供が見てわかるものではないと感じました。

…で、この話は当然、仮面ライダーの話ではありません。

それは、あるお休みの日でした。うちの双子達は未だにぬいぐるみが好きなんですが、うちには、以前、水族館で買った、ぬいぐるみ 兼 お手玉みたいなのがあるんです。

双子達がそれを持ってきて、「お手玉してみよう!」ってことになったのです。
でも、上手くいきません。
妻が、「よく見なきゃ!」と言ってやっては見せましたが、やっぱり上手くはいきません。

とりあえず、「1個でしなさい」ということでもさせてはみましたが、二人とも、あてもなく放り投げるばかり…。どこに飛んでいくかもわからない様子でした。
特に、TO君は、どこに飛んでいくかわからないことに興奮して、当初の目的はすでに忘れている模様…。

今度は、私がそのお手玉を取り上げ、「こうするんだよ」と説明するつもりで…、

左手でお手玉を持ち…、
「とにかく、(右手の人差し指でそのお手玉をさしながら)“コレをよく見て”、そして上に投げたあともよく見るんだよ。…で、落ちてきたら受け取る。」
…ようなことを言ったんです。

そしたら、TO君がすかさず…、

「キバを?」

私、最初は「???」だったのですが、そのモノ(お手玉)を見て、脱力してしまいました。

そのモノ(お手玉)は、水族館で買った、「セイウチ」の形をしているお手玉なのでした。
そして、確かに、そのセイウチには「キバ=牙」があります。

やっぱり、あんたはそうなのねぇ。やっぱり、「シングルフォーカス」しちゃうんですね。
普通、「コレをよく見て」は、「お手玉」でしょ。例え、「お手玉」って言えなくても、「セイウチ」か、もしくは、うちではこのセイウチを「ブブちゃん」と呼んでるので、「ブブちゃん」でしょ。
そりゃー、もしかしたら、お父さんの右手の人差し指の先…(マンガのように描けば)点線 and →[矢印]の先…は、ちょうど「キバ」の位置を指していたかもしれませんが、でも、普通、「お手玉」=「セイウチ」=「ブブちゃん」じゃないんですか?

でも、あなた(TO君)にとっては「キバ」、そこに焦点がいってしまうのですね。
まるで、ピントと絞りを調節して、その中心の…とても狭い範囲にしか、はっきりとした映像が見えない昔のカメラのように見えてしまうのでしょうねぇ。最近のデジカメのように、広~い液晶画面に映像が映しだせるようには見えないのですね。

少しだけ、TO君の視野の世界が見えたような気がした日でした…。

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妻の無念

もう2ヶ月くらい前のことになりますが、支援センター主催のセミナーがありましたので参加しました。

講師は、「それいゆ相談センター」の服巻(はらまき)智子氏です。
私が時々視聴している「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演されていましたし、この分野ではとても有名な方なので皆さんご存じのことでしょう。

会場までの公共交通機関で事故があり(服巻氏が乗っていたわけではありません)、講演開始時間が遅れるというハプニングもありました。
しかし、服巻氏は、講演冒頭からこのことについて、「こういう時に定型の方は何ともありません。私なんかは、この遅れをどうやって修復して、講演を行おうかとワクワクします。でも、発達障害をお持ちの方は、物事が予定どおり進まないと不安になったり、パニックになったりするのです。」と言って始められました。

講演内容について、詳細を blog に記載することはできませんが、私が日々感じている疑問、訴えたいことについて、全て語ってくれたような気がします。
やはり、専門家それも著名な方のお話なら説得力があります。

例えば…、
日本は国際的に、「発達障害」の分野で法的にも遅れていること。
そのために、行政的支援を受けられなかった人がいること。
生まれた国によって支援が違えば、この国に生まれて良かったと思えるか? etc.
↑2ヶ月も前のことなので、服巻氏がおっしゃったことと多少ニュアンスが違っているかもしれませんがご了承を…。

そして、「発達障害が大きく影響しているグループの人たち」として、次のような項目がレジュメに挙げられていました。

「幼児/児童虐待」
「不登校」
「切れやすい子どもたち」
「学習の不振」
「ひきこもり」
「反社会的行動」
「家庭内暴力」
「NEET」
「精神科疾患」
「二次障害」
「ごみ屋敷などご近所迷惑さんたち」

本当にそのとおりだと思います。そして、これらは、全て、「わけわからない」とか「とても理解できない」と言わんばかりに、マスコミで騒がれたり、おもしろおかしく報道されたり、とても無責任にコメンティナーや評論家の発言があったりするものばかりです(←これは私の意見です)。

服巻氏は、これら現代社会の問題に対して、「成人期にどういう大人でいてほしいか?」と訴えていたように思います。そして、犯罪に関しても「95%は健常な人が犯している。しかし、残り5%、発達障害を持った人が犯罪を犯した事例は、社会的にとてもセンセーショナルなものとなる。」とした上で、発達障害を持つ人を「大人が注意深く見守り」、「幼い頃より、発達障害対応で丁寧に育て」、「うまく育てさえすれば誰よりも立派な社会人になる」と語ってくださったように思います。
→だからこそ、今だけではない(もちろん今も大事だけど…)、学校生活だけが上手くいくような育て方をしてはいけないと私達は考えています。やはり、将来の最低限の目標は、「TO君を犯罪者にしたくない」のです。

「支援の基本」として、「本人側の論理を理解」した上で、「辛抱強く、ユーモアをもって、明るく暖かく」、「叱らないで、禁止を教える」 etc.
会場からの「感情のコントロールをどうしたらいいか?」という問いに、「本人の“感情のコントロール”を話す前に、支援者側の“感情のコントロール”ができていなければならない。決して声を荒げず、“声色のコントロール”をして臨まなければならない。」とおっしゃっていました。

レジュメの量はかなり多く、全てについてお話していただけたわけではありませんが、後で読んだだけでも、その一つ一つの項目に納得がいくものばかりです。
また、「ソーシャルストリー」や「対人関係指導」「進学」「就労」「性問題」などについて、実際の支援でも使っているし、参考になる書籍ということで紹介もあり、帰宅してさっそく注文させていただきました。
これは、宣伝にもなるので、ご紹介しておいてよいと思います。下記 url に紹介されていますし、購入も可能です。

〈ブックストア・フロム・ア・ヴィレッジ〉
 http://www.from-a-village.com/

私にとって、良い話しばかり聴けたセミナーだったのですが、座った場所がいけなかったと言えばそれまでですが、聞こえてしまったもの腹も立ちます。

講演の10分間の休憩時間のことです。私のすぐ後ろの席に座っていた男性陣の会話です。

「あ~ぁ、眠かった。」
「あの…ADSL とか ISDN ってのは何のこっちゃぁ?」(←これはネット回線の規格です。正しくはもちろん AD/HD です)。
「おまえ、ちゃんと聴いて、今日はここに泊まってでも、復命書、書いとけよ。」

こん野郎ども! ここに発達障害児を持つ親がいるってこと知らんやろがー!
そんなこと思っても、他人に聞こえるような声で言うな!
どこの関係者だ? 「復命書?」 もしかして公務員か? 人集めに動員させられただけかぁ?
…所詮、当事者でなければ、そんなものなのかもしれません。

…で、何故、タイトルが「妻の無念」なのか?
当初、妻もこのセミナーに参加する予定で申込みをしていました。
ところが、ちょうどこの日に、子供達が入学する小学校の入学説明会が開催され、妻は泣く泣く参加できなかったのです。妻は「とても悔しい、残念だ。」と言っていました。
もちろん、自分がこのセミナーに参加できなかったということもありますが、小学校がこの日に入学説明会をしたということは、TO君が入学する小学校の関係者は誰一人として、このセミナーに参加していないということなのです。

会場で地元自治体・教育委員会のH氏にお会いしました。
H氏はとても理解のある良い方です。どうしようか悩みましたが、でも、どうしても黙っておくことができなくて、このことを話しました。
H氏も「そうでしたか~。こちらも連絡不足で…。」と申し訳なさそうな感じだったです。
いや、妻も私も「仕方ない」とは思っているのです。小学校側も、おそらく、このセミナーの日程が決まる前に、すでに入学説明会の日程はいろんな事情で決まっていたのだと思います(そう思いたい)。
でもねぇ。他の小学校の先生方は来られていたようなんですよねぇ(H氏もそうおっしゃっていました)。
支援センターについてもですが、おそらく支援センターは障害福祉課のようなところが管轄のはずです。なぜ、もっと教育委員会の方と連携をとれないのか? 疑問を感じています。結局、やっぱり公務員のすることは縦割りなのだと思われても仕方がないのです。

まぁ、しかし、問題意識のかけらさえなく、ただ会場に嫌々ながら座っていただけ(と思われる、上記男性陣のような…)の人たちのように参加されても困ります。
これから、小学校の先生方とは、TO君のことを理解してもらえるよう、個別にお願いをしていかなければならないと思っています(そういう意味では、『ケース会』はとても良い機会だったと思っています)。
結局は、対象になる児童生徒がいて、その子の『困り感』を実感して、そして理解してもらわなければ、こういったセミナーに参加してもピンとこないのかもしれません。
小学校の先生方の意識を変えようとまでは考えていませんが、TO君を育てる親の“想い”は一生懸命伝えていけたらと思っています。

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伝わる

妻には、もう一つ大きな仕事がありました。

というのは、情緒級が決まった頃、幼稚園の先生から次のようなお話があったのです。

「今のクラスのお友達に、小学校に入ってからTO君のクラスが違ったりする(情緒級のこと)ことをお話しなくていいでしょうか?」
というものでした。

幼稚園の先生曰く…、
「今、TO君はクラスのお友達と本当に仲良く遊んでいます。このまま、TO君が違うクラス(情緒級)になると、みんな不思議がると思うのです。」
ということでした。

私たちは、その提案・申し出をとてもうれしく感じました。

ただ、いろんな方に相談すると、はじめは皆さん、「早すぎる」とか「必要ないのでは」といった意見だったようです。

でも、皆さん、妻が相談(?)に行くと…、
「そこまで考えてるなら、もうやったら。何かあったら後でフォローしてあげるから。」

とか、幼稚園のお友達に話す内容の原稿等を見せると…、
「ここまで準備ができあがってるなら、するつもりなんでしょ。」

ってな感じで、妻の熱意に説得されて、「頑張って見たら」ってことになるようです。

「妻が相談(?)」と「?書き」しましたが、最近、相談なのか?、それとも報告なのか、確認なのか、よくわからない状態のようです。
ある相談相手の方からは、「チャレンジャーやねぇ」と言われたらしいです。
フォローしますが、妻は人のアドバイスを聴かないわけではないのですよ。
ご相談相手の方々には、これからも妻の相談、支援についてよろしくお願いします。m(_ _)m

それで、結局、幼稚園の同じクラスのお友達に、TO君のことをお話することになりました。
時は、幼稚園の卒園式前日です。もちろん、その前の日に、双子達にも、「お友達にこういうお話をしようと思うけどどうだろうか?」と確認し、同意を得ました。
妻は、この時、嘔吐下痢の症状がピークの時で、とても苦しんでいました。
当日、どうしてもできなければ私が代役を…ということも考えたのですが、私がするのは簡単ですが(まぁ、いつものように話しながら泣くかもしれませんけど…)、話をするその“意味”が半減してしまうので、やはり妻が這いつくばってでもすることになりました。
その代わり、私は急遽仕事を休み、子供達の幼稚園の送り迎え、そして妻を幼稚園に連れていって、その話をする時に同席することになりました(でも、この日は絶対にしなければならない仕事(観察・実験)があったので、子供達を幼稚園で預かり保育までお願いして、その間2時間ほど仕事に行きました)。

告知」の時と同じように、妻がお絵かきしたり、写真を貼り付けた「紙芝居風」のものを持って行って、幼稚園のお友達にお話をしました。
みんな、妻の話を黙って、「紙芝居」をよく見て、話を聴いてくれました。
その姿にもとても感動しました。
「子供だからわからない、だから話をしないでもいい。」
そうではないと感じました。子供だって、きちんと話をすればわかってくれるのだと思います。

もちろん、全てを理解してくれたわけではないと思います。
でもいいのです。TO君(&KO君)のお母さんが幼稚園に来て、何かTO君のことをお話に来てくれた。そういうことが記憶に残ってくれればいいと思っています。もし聴きたいことがあれば、おそらく初めのうちは妻はTO君に付き添わなければいけないと思います。その時にお友達が、TO君のことを妻に尋ねてくれれば…という思惑もあります。

願わくば、今回、子供達の記憶に少しでも、「TO君は新しいところが苦手で、みんなが大丈夫なことでも、とっても怖くなったり、不安になったりしてしまう。だから、KO君は自分たちと同じ大きなクラスになるけど、TO君にはもう一つ小さなクラスが出来て、その2つのクラスを行ったり来たりする。いつも一緒ではないかもしれないけど、今までどおり仲良く一緒に遊んで、小学校で会ったら「おはよう」とか「バイバイ」とか声をかければ、TO君はとてもうれしくて安心するんだ。」ということが、少しでも伝わったらそれでいいと思っています。

幼稚園の先生も、妻の話の後、妻の話に沿った形で子供達に話をしてくださいました。本当にありがとうございました。
そして、こういう話をする機会を設けていただいたことを、本当に感謝します。

私は…、教室の後ろで、感動してやっぱり泣いていました。
子供達には「伝わった」と思います。
私たち大人は残念なことに、これまで生きてきた中で、いろんないらない知識や思い込みがあると思います。その情報が邪魔して、目の前にある情報をそのまま素直に受け入れられない。先入観や謝った認識がその情報を脚色してしまうのだと思います。その反面、子供達にはまだいらない知識や思い込みはない。目の前に与えられた情報、事実をそのまま素直に受け入れ、子供達なりに受け止めてくれるものと思います。

妻の話を素直に聴いてくれたみんな、本当にありがとう。

ちなみに、この「紙芝居風」のもの…というか、「絵を描いてそれを見せながら子供達に話をしたら? その方が伝わると思うよ」と提案したのは、私です。
実際、それを作ったり、話をする原稿を考えたのは妻ですけどね(多少協力はしましたよ。)
ただ、私もちょっとくらいは何かしてるんですよ。(笑)

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告知

TO君の支援については、ほとんど全て、妻が担当しています。
この「告知」についても、妻主導で事は運びましたので、未だ妻の blog に書かれてないにもかかわらず、私が blog に書くのも気がひけるのですが、最近、妻は体調不良で半分倒れているようなものなので、先にご紹介しておきます。

ちなみに、何故妻は倒れているかというと「嘔吐下痢症」です。発症被害は家族4人とも…一家全滅です。発生源はKO君。皆、嘔吐はありません。お腹を痛がりましたが、KO君が疲れた時によく似たような便をすることがあるので、ほったらかしていました。症状が軽かったのか、しばらくしたら治りました。つづいて、私(お父さん)がなりました。やはり嘔吐はなく、確かに初日とてもお腹が痛くて夜中に起きました。1週間くらい下痢症状が続きましたがそうひどくはなく復活しました。そして妻、最後にTO君が発症しました。TO君は現在進行形ですが(もう治りかけ)、下痢をしているだけで元気いっぱいです。結局、妻の症状だけ特別にひどく、未だにとても苦しんでいます。
おそらく、この「告知」のこともありますが、2月・3月とケース会や卒園のこと、就学準備等々と、疲れがピークにきてたのでしょう。
いけませんねぇ。私が倒れても家のことに何の支障もありませんが、妻が倒れると、家のことが滞りますからたいへんです。
世の旦那様方、日頃から奥様のことはたいせつに、大事にしましょう(自戒含む…)。

さて、本題の「告知」です。
「告知」というと、何やら重々しい感じはしますが、TO君(&KO君)の年齢が低いこともありますので、当然、「障害名」等を告げてもわかるわけでもありません(また、障害名だけを告げるだけに意味はありませんしね)。
そこで、まず、「人にもタイプがある」というような話や、「TO君とKO君それぞれに得意なことや苦手なことがある」といったことを話しました。

何度も言いますが、「妻主導」ですので、話をしたのも「妻」です。
私は、子供達の傍らにいて、時々茶々を入れる係です(&「泣き」担当?←でも今回は泣いてませんよ。自分で話をしてないので大丈夫でした)。
それから、もうお一方…、主治医の先生にも同席していただきました。

この主治医立ち会いの下…というのも「妻の考え」です。
うちの双子達は、「大事な話をします。話を聴きなさい。」と言えば、ある程度素直に聴いてくれるとは思います。
しかし、やはり、今回の「告知」を二人にとって「より強く印象づける・記憶付ける」ためには、第三者およびいつもと違う特別な場所において、お母さんとお父さんが何か大事な話をしたという事実を作りたかったというものです。
そして、主治医の先生からもお話や補足をしていただく。子供達から質問があり、親で答えられないようなことがあったり、親が話していることへのフォローをしていただければ…という考えがありました。

そして、何故今の時期にしたかというと、4月から小学校就学に併せて、KO君は通常のお友達の人数の多い大きなクラスが1つでそこにいくことになること、そして、TO君には大きなクラスもできるけれでも、TO君が落ち着ける小さなクラスの2つができるということを話して聴かせました。
これらの話を、妻が絵を描いたり写真を貼ったりして作った「紙芝居風」のもので、子供達に耳からのお話だけでなく、目で見た視覚情報として記憶してもらうようにしました。

今回のことで、全て子供達が納得したとは、もちろん思っていません。
妻も最後に「こういう話をして欲しかったら、何度でもしてあげるからね。」
と言って締めました。
子供達にも、何かお母さんとお父さんが、何か自分たちのことで話をしてくれた、自分たちのことを考えてくれて、話をしてくれた。
小学校でのクラスについても、お母さんとお父さんが何か考えて、こうしてくれたのだという“納得”めいたものが、少しでも伝われば良いのかと考えています。

主治医の先生には、お時間をとっていただいて、本当にありがとうございました。おそらく、二人には強く印象に残る記憶になってくれたものと思います。それから、二人のためにポケモンのぬいぐるみや絵本も用意してくださって、ありがとうございました。

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卒園&大失敗

幼稚園の卒園式がありました。
今回は、TO君も慣れた場所で大丈夫だろう。私達は保護者席でゆっくりと感涙に浸れるだろうと思っていました。
実際、その期待は、裏切られることはありませんでした。TO君はよく頑張りました(もちろんKO君も…今回はKO君の方が緊張した面持ちでしたかね)。
保育所を卒園した時『保育所のお別れ会』(←私達夫婦の中では、このことを『原点』と呼ぶ)のことを思い返してみれば、「よくぞここまで成長してくれた」って感じです。それだけでも、“感動の涙”に値します。

しかし、式の演出は、それだけではありませんでした。
式の終盤・クライマックス…、卒園児達がピアノ演奏に合わせて、幼稚園での思い出の数々を大きな声で発表していきます(座っている列毎に発表後、順次椅子に座っていきました)。そして、もうこれで終わるのか?と思わせた瞬間、全員が一斉に立ち、パッと保護者席を向いて…、

「お父さん、お母さん、こんなに大きくなりました。
 ありがとう。
 もうすぐ1年生です・・・。」

おそらく、その瞬間、会場にいた全ての父母の目には、涙が溢れたことでしょう。あまりの突然の出来事に、誰もが涙を堪えきれなかったはずです(幼稚園側の演出ですねぇ)。

無事、卒園式が終わり、ホッとした気持ちと、感動の想いを胸に帰宅しました。

…で、誰が“大失敗”したのでしょう。それは…、
帰宅して、ちゃんとビデオが撮れたか確認しようと巻き戻した時です。なっなっ何とっ!、肝心の卒園証書授与の、あのTO君(もちろんKO君も)の落ち着き払った姿…雄姿が写ってないではありませんか~! それも、二人が喜ぶだろうと撮った、一番仲良しのお友達の分だけは、しっかりと入っていました。
私(お父さん)の“大失敗”だったのです。おそらく【REC】ボタンを押し忘れたんですねぇ。

落ち込みました…。二人ともとっても凛々しい姿だったのに…。
TO君、KO君、ごめんなさいm(_ _)m
でも、とても優しい双子達は、休みの日に「1日中一緒に遊ぶこと」という約束を条件に許してくれました。ありがとう。
言い訳になりますが…、幼稚園が業者に頼んでいるDVDは注文してるから、それにきっと入っているはずだから許してください…。

それから、以前、「寄せ書き」に書いたものと別に、ちょっと長い文章(B5・1ページ)を文集の中に書いて欲しいとのことで、『卒園文集』をヴァージョンアップ(?)して書きました。
KO君とTO君の幼稚園卒園に添えて、お父さんとお母さんからの贈る言葉ですかね。

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KO君、TO君へ

2001年○月△日、あなた達双子はこの世に『生』を受けました。
生まれた時は、KO君が 2,152g、TO君が 1,866gで、とっても小さな赤ちゃんだったけど、今はこんなに大きく、元気になってくれて本当にありがとう。

KO君は、いつもニコニコ笑顔だね。笑顔でいるって、実は、そんなに簡単じゃないのに、あなたが笑ってくれていると、お父さんとお母さんは、とても安心します。
まだ、小さな心で、自分自身のことだけでもたいへんなのに、TO君のお世話をしてくれる、とても優しい子です。お父さんとお母さんは、そんなKO君を頼もしく思っているし、とっても助かっています。
あなたの笑顔は、この家族を明るく、楽しく、そして和やかな気持ちにしてくれます。いつまでもその笑顔と優しさを忘れないようにして欲しいです。
『KO君』…あなたの名前は、何事にも向上心を持って取り組んで欲しいという願いを込めて付けました。
その意志の固い、力強い瞳で、何事にも前向きに『生きて』いってください。

TO君は、ちょっとおもしろくて、そして心根の優しい子です。
お絵描きと工作が大好きで、熱中すると時間が経つのも忘れてしまうくらいです。
そんなユニークな TO君の個性を、お父さんもお母さんも、そして、KO君も、わかっているから安心してね。
その集中力を活かせる『何か』を見つけて、ずっと続けられるといいなと思っています。あなたの寝顔は、お父さんとお母さんの気持ちを穏やかにしてくれます。これからも、あなたにとって、安らげる家族でありたいです。
『TO君』…あなたの名前は、何事にも勇敢に立ち向かって欲しいという願いを込めて付けました。
その集中力と発想の豊かさで、何事にも恐れずに『生きて』いってください。

D幼稚園には、引っ越しで年長の途中からの入園になってしまったけれど、よく頑張って通ってくれました。運動会も生活発表会も、お友達みんなと仲良く出来て、本当に良かったと思っています。ありがとう。
いよいよ4月からは小学校に入学です。これからも家族4人 Love Loveでいようね。
KO君、TO君、卒園おめでとう。お父さんとお母さんは、いつもあなた達の味方です。

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