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2005年12月27日 (火)

おしまい

昨日は福祉大学の言語関係のところでTO君を見てもらった。私も休みをとった。私の母もTO君が心配だと一緒に行くことに、そして、KO君も一人だけ保育園に行くのはイヤだと…、結局、TO君のために4人が付き添い。

テストは私達親の聞き取りの時間も含め2時間くらい。さすがに親の聞き取りの時間はじっとはしていられなかったが、TO君本人に対するテスト中は、ちゃんとやっていた。言語関係のテストが中心だったが、「へぇー、そんなことも知ってるんだ。」と感心させられるくらい良くできていたと思う。若干難しい表現のインプット、アウトプットは出来ていない(先生曰く、修得途中)で、実年齢と比較するとやはり遅れているようだ。

テストが終わりKO君と二人でおもちゃで遊んでいるかたわらで、親の方は先生からテスト結果の概要を伺って、最後に先生にご挨拶をして帰りましょうということになった瞬間!、火がついたように? 瞬間湯沸かし器? そんななま易しいものではない…、それまで超ーがつくくらい機嫌良くしていたTO君が突然ぐずり始めた。「イヤだー!」と叫び、「もういい! もうしらん! もう保育園行かん!」。身震いさせながら顔は硬直し、壁を拳でたたいたり、息をつまらせながら泣き始めた。
こうなると手がつけられない。隣にいたKO君をたたこうとするし、耳に入る全ての音が雑音と化すらしく、「うるさい、うるさい!」。他の子供がただ走っていただけなのに、「走らないで!」と叫ぶ。何もかも気に入らなくなるらしい。

TO君の不満を聞くと、TO君が最近お気に入りのお話を先生にしていないというのがどうも理由らしい。そんなことをする場ではないのだが、本人は「お話をするんだ!」と思い込んでいたらしい。それと、察するに、付き添いが4人もいて、自分が注目をあび、テストとは言えいろんなおもしろいものもあって、とてもその時間満足していたのであろう。その時間が終わることがとてもイヤだったのではないだろうか。

自閉症は、想像力も欠ける。次に何があるか予測できないし、本人には予期せぬことが起こった時に対処できない。対策のためには予定があらかじめわかっているのであれば、できるだけ事前に説明しておく方が良い。今回は親もどんなテストをするのかわかっていなかったので、TO君に対する事前説明が不足していた。「今日はこんなことをするところだからねぇ。時間がきたら、おしまいだよぉ。」と言い聞かせておくべきだった。

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