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2006年3月23日 (木)

TO君の自閉症状(1)

TO君の自閉症の症状として、まず、言葉の問題、つまり言葉の遅延やオウム返し、不適切な使い方等がある。

「お気に入りはアニメのセリフ」でも書いたように、耳に残ったお気に入りのセリフを、意味をほとんど理解せずに覚えてしまい、とにかくその場に適していようがなかろうが、言いまくってしまうところもある。

言葉の遅れも、KO君と比べただけでも顕著だ。KO君は多分年齢相応に言葉を獲得し、その意味も理解して自らも使っているようだ。一方、TO君は言葉の獲得自体明らかに遅れているし、相手から問われた質問の意味等がわからないと、そのまま質問された言葉を返したり(オウム返し)、アニメのセリフ同様過去に覚えた言葉やその場面に似た時にセットで覚えた言葉を使うことが多々ある。
明らかに遅延=幼稚性がうかがえるかと思うと、セットで覚えた言葉等でその場面にちょうど適した場合には、KO君より物言いがはっきりしており、大人びた印象さえ与える言葉使いをすることもある。この時、TO君のことを知らない人なら、一瞬は「しっかりした子供」と勘違いするだろう。しかし、ちょっと奇妙?、ちょっと変わってる?とも思うかもしれない。

月2回の「言葉の教室」、それでも先生のお陰もあって、かなり習熟度は伸びてきているとも思う。先生も「だいぶん、良くなってきているし、表情も変わってきた」と言ってくださっている。しかし、言葉の獲得は進んでも、それをいろんな場面や相手によって使い分ける等の微妙な点はまた自閉症の人は苦手らしい。他人との正常な関わりを保つために、これから一つ一つ教えていかなければならない。

昨日の「言葉の教室」では、ガンダム(1st ガンダム、スカパーで放送中)の歌を先生の前で披露したらしい。先生はとても感動したということだ。自閉症の人はあまり歌は得意でない人が多いらしいのだが、TO君はKO君よりは上手いと思う。

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