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2006年5月14日 (日)

弟の結婚式(4)

式も、何とかTO君の目立ったパニックもなく無事済み、次は披露宴。その間にソフトドリンクサービスがあり、TO君はオレンジジュースを、KO君はウーロン茶をうれしそうに飲み、機嫌をよくしているようだった。

式場の隣にあるレストランが披露宴会場。ちょっと薄暗い感じの店内、大人達からするととても洒落た雰囲気のいいお店なのだが、TO君にとっては、薄暗さと、マイク音や音楽が響き、かなり苦痛だったのではなかろうか?

それでもTO君は、「おじちゃんとお嫁さんの結婚式」=楽しいことと、必死に耐えていたようだった。私達夫婦も、ここ数ヶ月間、とにかく、「今度、おじちゃんの結婚式があるからね。楽しみだね。」と言い続け、「花束を渡しに行くことできるかな。」とTO君にイメージさせていた。

披露宴の最初の挨拶の時は、二人とも落ち着かない様子だったが、隠し持っていたガンダムのおもちゃを渡し、それで何とか静かに過ごさせることが出来た。
「乾杯!」はとても大好き、その後の食事もとても喜んでいた。
前日、弟から白ご飯しか食べないTO君のために、白ご飯を用意していこうかという申し出があったのだが、レストランではパンはでるだろうから大丈夫だろうと応えた。そしたら弟は、TO君とKO君が好きなパンを自分が焼いていくと言う。それでリクエストしたTO君が好きなアンパンと、KO君が好きなメロンパンもあり、それに二人とも大満足だった。…弟の気遣いに感謝! ありがとう。披露宴の間TO君がもったのは、おそらく弟のお陰だ。しかし、料理は何一つしなかった弟がパン作りが趣味とは驚いた。

TO君が、料理や弟の手作りのパンに機嫌良くしている間に、兄として、新婦の親類や弟の仕事関係の上司や友人に挨拶に行こうと、ビール片手に動きだした。TO君の機嫌が悪くならないうちに、サッサッと終わらせようと考えていたのだが、途中で妻にダッコ状態のTO君が現れた。「お父さんがいなくなった」と泣きながら、指しゃぶりまでしている。…うわぁー、しまった。せっかく、ここまで何とか機嫌良くしてたのに…。

とりあえず、最低限の兄としての役割を終え、席にもどった。妻がダッコされたTO君を連れてきた。今度はしばらくお父さんにダッコされ、何とか機嫌を取り戻した。

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コメント

はじめまして!『双子、言葉の遅れ』で検索したら、こちらに出会えました。
2歳児の双子ママのemaと申します。ウチも2卵性の男の子で1号に発達の遅れがあります。
専門医からの診断は下されていませんが、1才ぐらいの遅れがあるとの事で意味のある言葉も出ていません。
KO・TO君の記録を読ませていただき、非常に参考になり、また双子ゆえの葛藤など・・・ホントに共感致しました。
できましたら、リンクさせて頂いてもよろしいですか?
それでは お忙しいとは思いますが更新されるのを楽しみにしております。

投稿: ema | 2006年5月14日 (日) 17時56分

emaさん、コメントありがとうございます。
双子だけでもたいへんなのに、プラスいろいろあると「なぜー」と思いたくなりますよね。
ただ、最近うちは、双子だったからTO君の障害に早くに気づけた。KO君がTO君の良い見本になってくれているなど、少しは良い方に考えられるようになってきました(…っていうか、そう考えないとやってられない?) あっ、でもこのことは子供の障害の程度や家庭の事情にもよるので、emaさんところとはまた違うとは思いますが…。障害もないならない方が良いに決まってますからね。
しかし、KO君も含め、TO君を本当に守ってやれるのは私達夫婦だけ、TO君を将来出来れば自立させてあげれるよう導いてやりたい、それだけなんです。
いろんな諸先輩方の本やblog等を読むと励まされます。
お互い、めげずに、頑張りすぎないように、頑張りましょう。
私も、emaさんのblog拝見させてもらうことにします。リンクもよかったらどうぞ。

投稿: たけpon | 2006年5月14日 (日) 20時09分

emaさんへ、emaさんの以前のblogに行き着いて、ちょっと安易なコメントをしてしまったと反省しております。もしemaさんの気持ちを傷つけてしまったとしたらすみません。
“障害はないならない方が良いに決まっている”かもしれませんが、それで自分の子供を愛せないとか、生まれてこなければ良かったということでは、決してありません。この世に生まれてきてはいけない子供はいませんから…。
私達夫婦も結婚して8年目でやっと授かった双子でした。それまでの妻の不妊治療もやはりたいへんな苦労・苦痛だったと思います。
障害があろうがなかろうが、私達夫婦の子供、私達夫婦もこの双子達に親にしてもらっている、そんな気持ちで子育てしていきたいと思っています。

投稿: たけpon | 2006年5月14日 (日) 21時00分

たけpon様
丁寧なコメントありがとうございます。
“障害はないならない方が良いに決まっている”同意見です。
現状の世の中で障害が無い方が生き易いですよね。
そして、たけpon様のお子様に注がれている愛情は文面からも伝わってきます。
私も子供たちといっしょに成長していけるよう、肩の力を抜いて^^ がんばっていきたいです!
リンク貼らせて頂きました、今後ともよろしくお願い致します。
追記:文中に私の大好きな「山崎まさよし」が出てきて、二重の喜びだったことお伝えしておきます!

投稿: ema | 2006年5月15日 (月) 00時25分

emaさん、「山崎まさよし」好きですか。うれしいですね。私は妻の影響が大なのですが、あの何とも言えないくどい(?)声が好きですね。それとギター、あの人ピアノも弾きますよね。才能ある人はいいですね。俳優業もやるんですよね。私は見たことありませんが…。
私は、「長男」のほかに、「One more time, One more chance」「セロリ」「Passage」「六月の手紙」等が好きです。

投稿: たけpon | 2006年5月15日 (月) 18時37分

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