« 信じてるから… | トップページ | スタバ進出 »

2006年8月17日 (木)

ハートをつなごう(2)

先週放送のあった、NHK福祉テレビ「ハートをつなごう」、今回のテーマも“発達障害”だ。

楽しみにしていたのだが、先週は忙しく見ることができず、ビデオに録画して今週見ている(2日目分は高校野球のために時間がズレ、上手くとれなかった。今週お昼にやっている再放送を再録画して対応。ありがたい…)。

1日目、お母さん方が語る…お母さんの苦労はたいへんなものですよ。しかし、おかしいですよね。なぜ、子育てが全て母親の責任にされるのでしょうか? これは子供に障害があろうがなかろうがですが、育児は両親の責任で行なわれるべきです。別のところでも言ったと思いますが、「男女共同参画」という言葉…女性の社会での地位向上と同等に、男性の地域活動や学校教育活動における責任を当然のこととして求めるべきだと思います。
それから、これも以前紹介した本にも書いてありますが、子供を守りたいなら、お母さんを支えてあげなければいけません。その先頭に立つべき存在は「お父さん」です。

すでに2日目の話題に移っていますね。
島根県浜田市のお父さん、格好良かったですよ。しかし、番組へのメール1000通のうち2通ですか、男性からは…。私もメッセージ書いたんですけどねぇ? 番組HPにも掲載されているようで、うれしかったです(それとは違うのかな?)。
お父さん方、お仕事はたいへんですよね。いろんなお仕事の方もいらっしゃるので、簡単には言えないところもありますが、どんなに嫌な上司でも、どんなに無理難題を言う客でも、何と言ってるか、言葉の意味ぐらいわかる、意思疎通は出来ると思います。某かの逃げの場を作ることも出来ます。
でも、お母さんは、特に子供が小さい時は何言ってるかさえ解らない。そんな子供と一日中、向かい合わなければならないのです。それも無報酬です。私達外で働く男はとりあえず給料という対価をもらえます。それは一人で稼いだものでしょうか? 私は妻がうちで家を守ってくれているからいただけた、妻と二人で稼いだものだと思っています。
お金を稼いでくる仕事の方が上でしょうか? 上とか下とかじゃないですよね。育児も立派な仕事、たいへんです。1日でも交代してみたらどう感じるでしょうか。外で仕事していた方がよっぽど楽だと私は思います。
だから私は妻に感謝しています。愚痴も聞きます。あっ、でも自分の仕事の愚痴も話します。お互い言いたいこと言ってすっきり、といった感じでしょうか。

3日目分は今日見ました。24歳のアスペルガー症候群と診断された青年、自らの想いや考えを上手く人に伝えられず、人と上手く関係を築けなかったことが不安となり、暴力という逃げ場に彼を引きずり込んだようです。
決して、このような発達障害を持った者が、必ず暴力行為等の問題行動を起こすわけではないと思います。もっと早い時期から周囲の理解と適切な対応があれば、彼も不安という自分では制御できないものを暴力という爆弾には変えなかったはずです。

ただ…、今日子供達は久しぶりに幼稚園に行きました。KO君はいつも仲良ししている友達と遊ぼうとしました。TO君はというと、どういう状況だったのかわからないのですが、その友達の一人に、「TO君は一人で遊んで!」と言われ、TO君も意味がわからなかったのか気にしているふうもなく、「わかった」と言って加配の先生と遊んだそうです。
そのお友達もまだ幼稚園の年中さんで、久しぶりにいつも遊んでいるメンバーだけで遊びたかっただけで他意はなかったと思います。
ただ、これから年齢が進むにつれ、似たようなことがあり、言われたことの意味がわかり、なぜ自分が人から疎外されるのか? …今日の番組の青年の姿とTO君が重なってしまい、私達夫婦は不安になってしまいました。
私達親が不安がっているだけでは何もならないのですが、これから将来にわたり薔薇色の人生が待っている保障はどこにもないのです。
このまま子供のままなら、まだ許されるであろうさまざまな行動・言動…パニックは今は抑えられますが、体が大きくなれば難しくなる。そしていつか私達親は先に死ぬ。先日、妻は言いました。TO君の問題行動が起こり、気分も落ち込んでいる時にですが、「KO君をお父さんに頼んで、今のうちにTO君と一緒に死のうかしら…」。
妻の不安な気持ちはよくわかります。これから先、何十年も決して治ることのない障害と、自らの障害ならまだしも、愛し子のことで悩み苦しまなければならない。そしてまた人様に迷惑をかけることがあるかもしれない…。TO君本人は、更にもっともっと悩み苦しむのです…そのことが一番可哀想です。

今日はどうやら気分が沈んでいます…。

|

« 信じてるから… | トップページ | スタバ進出 »

コメント

はじめまして
いつも拝読させていただいています、言葉がみつかりません、
”まけないで”

投稿: ニャン子 | 2006年8月17日 (木) 21時17分

もし、ほんとに死のうということになったら、その前に、TO君、私にくださいね(^_^)。
でも、タケpon夫婦にはぜったいにあり得ないって、信じているよ。

老後は、福岡で、一緒に、TO君が生涯幸せに暮らせる場所を作ろう(^o^)/ オー

投稿: | 2006年8月17日 (木) 21時55分

たけPON さん ご夫婦へ

先日から拝見させていただいてます。
たくさんの想いにふれ、色々なことを考えさせられます。

明日がもっといい日でありますように。TOくんの笑顔がいっぱいでありますように・・。
ご家族のまわりにはたくさんに応援団がいます。みんなで考えていきましょうね。

投稿: きゅう | 2006年8月17日 (木) 23時54分

ニャン子様、はじめまして、コメントありがとうございます。
“まけないで”…応援していただいて、何かとても励みになりました。頑張ります。
ニャン子様のblog、拝見させていただきました。きれいで丁寧なお写真、いいですね。
プロフィールを拝見して、ちょっとびっくりしました。このような方(変な意味ではないです)にも読んでいただいているなんて光栄です。

投稿: たけpon | 2006年8月18日 (金) 00時29分

2番目のコメントはフナコさんですよね?
コメントありがとうございます。
私も妻も自ら本当に死を選ぶことはしませんよ。まして、我が子を道連れにしてまでは…。TO君だって、もう立派な“個”ですからね。
ただ、テレビの放送内容と、その日TO君にあったことが妙にリンクしてしまい、落ち込みました。
これから、TO君をきちんと導いてあげられれば良いのですが…。

投稿: たけpon | 2006年8月18日 (金) 00時37分

きゅうさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
イヤ~、こうして皆さんにありがたい応援のコメントいただいて、元気が出てきます。
「TO君の笑顔」…blogで写真使わないのですが、笑うと本当にかわいいですよ(親バカですが…)。ちなみにKO君の笑顔は更に母性本能をくすぐると思います。
TO君の(もちろんKO君も)、その笑顔が消えないようにしていきたいです。

投稿: たけpon | 2006年8月18日 (金) 00時45分

そうそう、もし何かあったらTO君を私にください、といったのはフナコですよー。へへ。
まー、毎日毎日のことだと、子育てに限らず、希望ばみえずに凹むときもあるとです。

聖書に、(要約すると)野の鳥や花は自分たちが明日どうなるかとか、悩まない。神様が養ってくださるから。まして、鳥や花よりも大切な私たち一人一人の将来を、神様が思ってくださらないはずがない。」というくだりがあります。
宗教うんぬんは別としても、私は信じることに力があると信じてます。
良いように信じることも、悪いように信じることも。
それと、自分自身の経験から、子は親が期待したように育つ。と思います。

だから、凹むときは凹み、立ち上がったらまた、TO君、KO君へのそれぞれの期待(過度の期待は不要だけどね)を持ってあげて、彼らがそのように成長することを信じてあげてね。

投稿: フナコ | 2006年8月18日 (金) 12時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 信じてるから… | トップページ | スタバ進出 »