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2006年9月11日 (月)

イチバン

最近のTO君のこだわりは、何でも「イチバン=1番」ということ。

以前はKO君の方がこだわっていた(と言うか、何でも自分の方が先にできていたので、「TO君には負けたくない」という感じ?)ように思うが、最近は、勝つ時もあれば負けることもある、場合に応じてゆずること等を覚えてきた(と言うか、TO君にはゆずってばかりで少々不満がたまり気味かなぁ? KO君すまん!)。

一方、TO君は近頃になってこだわりが出てきた。
何かの順番をKO君と争う時も、一応ジャンケンをしようとする。すると、TO君はKO君に「KO君はパーを出してね」と要求する…それじゃージャンケンにならんだろうが! う~ん、ジャンケンの意味もちゃんとわかっていないようだ。
とりあえず、まともにジャンケンするが、ほとんどの場合、TO君が負ける。すると悔しくてたまらず終いには怒り出す。
その都度、「1番にこだわる必要はない、ジャンケンは勝ち負けを決めるのではなく、順番を決めるためのもの」等と説明していた。

土曜日はいつものように音楽教室の日。以前行ったように「発表会」と称して、そのクラスのみんなの前で練習した曲を弾くことになっていた。いつものメンバーの前でするのだから、ホントの「発表会」の練習みたいなものだ。
ひととおり練習が終わり、さぁ発表会の始まり。先生が発表する順番を決めようと、ホワイトボードに番号を書いた。

「それじゃぁ、発表会を始めます。順番を決めたいけど、1番がいい人~!」。
KO君、TO君を含め、数人の子供達の「は~い」という声と共に手があがった。
決めかねた先生が、2番目以降を決めようと2番、3番…と希望の少ないところから決めていった。その間、もうTO君は“イチバン・モード”!。
そして、また最初に戻って、先生が「1番がいい人~!」。
結局、KO君とTO君の2人の争いになった。
それじゃ、ジャンケンと、「最初はグー、ジャンケン、ポン」。案の定、TO君が負けてしまった。たちまち、TO君の機嫌が悪くなり、お父さんに抱っこモード、もう何もできません!って感じ…。他の順番決めにも参加できず、結局残りものの3番目になった。しかし、イチバンではないTO君にはどうでもいいことのようだった。

1番目はKO君、立派に練習成果を披露。自宅での練習では、ふにゃふにゃして適当に鍵盤をたたいていたのに、本番はきちっと弾いていた。「えー格好しーやなぁ」…まったく、誰に似たのだろう…私に決まっている。
すぐに2番の子が終わり、TO君の順番に…。しかし、TO君が立ち直るには時間が短すぎた。先生の優しい声かけにも応じることができず、結局、私が付き添っていくことで、「うん」とは頷いたものの、ごあいさつも、そして演奏もできないまま終わってしまった。

その後も、立ち直れないTO君…。そして、やっとこのままでは音楽教室の時間が終わってしまうことに気付いた時、「するー!」…しかし、時間は巻き戻せないんだよTO君。また、それに気付いたTO君は、とうとう泣きだし始めてしまった。そこで妻が教室から落ち着かせるために出そうとしたのだが、KO君のこともあるので、私と部屋を出た。

教室の外でむせび泣き始めたTO君…、せっかく自宅で練習してきたのに「発表会」をまともに出来なかったこと、気付いたら音楽教室の時間が終わりに近づいたことで、とても悲しくなったらしい。泣きやんで「するー!」というが、もう手遅れだった。
いったん教室には戻ったが、泣き止むことはできず、途中でTO君と私は退散し、車へ戻った。
車の中でも、むせび泣くTO君…、よほど悔しかったのだろう。私の「TO君がイチバンにこだわるからだよ。イチバンにこだわってもTO君が辛いだけだよ。」という言葉に、「わかったー」を連発しながら泣いていた。
そのうち、音楽教室を終えたKO君と妻が車に戻ってきた。
妻からは先生には、「最近、イチバンにこだわっているものだから…」と言ってきたとのこと。音楽教室の先生には、こんなこともあろうかと、このコースに進級した時に前もってTO君の障害について説明をしていた。
先生も、「来週もまた来てくださいね。」と言っていたとのことだった。

しかし、今回のことは私も反省することばかりだった。前回の発表会ではイチバンではなかったのにこだわらなかったので、今回も大丈夫だろうと思っていたのだが、上手く弾くことより、イチバンにこだわらず順番を守ることを、前もって言いきかせておくべきだった(おそらく、KO君と二人で争って負けたのも、ここまで愚図った理由だろう)。それからもう一つ、イチバンになれなかった時点でTO君は小さなパニックになっていた。その時点で部屋の外に出し、気持ちを落ち着かせて、立ち直らせるようにすれば、むせび泣くまでのパニックにはならないで済んだのかもしれない。う~ん。反省です。私もかなり自己嫌悪です。
妻と、「また、似たようなことがあった時に外に連れ出した方が良い時は、声かけて!」と話し合ったところです。

そして日曜日の朝、食事中のTO君の発言…「今度こそイチバンになってやる!」…まったく昨日のことは懲りていないようです。何度となく教えていかなければならないことなのでしょう…。

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