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2006年10月30日 (月)

いじめによる自殺0(ゼロ)?

blog休止中宣言にもかかわらず、また一言コメントしたいので…。

文部科学省が、いじめを主な理由とする自殺件数を過去7年間、「0(ゼロ)」と発表していたらしいが、小・中・高のこの夢多き時代に、子供が自らの命を絶つ、そこまで追いつめられる理由が「いじめ」以外に何があるのか? 説明して欲しい。

「いじめと自殺との因果関係が断定できない」のではなく、「いじめ以外の理由は考えられない」のだ。

よくもまぁ、こんなウソを平気で言えるものだ。そんなことを言う学校、教育委員会、文部科学省を、誰が信用できるというのか。

それからもう一つ、いじめを誘発した教師問題について…、こんな教師は問題外だ。許せない。自分が何者か、どういう立場にいる者かわかっているのか。

だが、一番悪いのは誰だ。実際にいじめをくり返していた生徒達だ。あなた達のせいで、その子は死んだのだ。その事実をきちんと受け止め考えるべきだ。
この件に関して、教師を血祭りにしているが、いじめ張本人の教師は別にして、他の教師は実際いじめをくり返した生徒達の指導を行う責任があると思う。保護者らを恐れることなく、それは行われるべきだ。そうでなければ、いじめはまたくり返されるだけだ。

しかし、子を持つ親として、我が子をいじめを受け自殺するような子にはしたくない。…が、いじめる側の子には絶対にしたくない。これは親の責任だ。

今回のコメント…ちょっと言葉に毒気があるが、いじめを受けた経験のある私としては、いじめは絶対に許せない。

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2006年10月29日 (日)

高校の必修科目履修漏れ問題

しばらくblogお休みと言っといて…なんだけどが、この高校の必修科目履修漏れ問題について、ちょっとだけコメントしておこう。

私が高校生の時、もうかれこれ20年以上前になる。この時代もやはり、学校全体(教師にも生徒にも保護者にも)に「大学受験のため…」という雰囲気はあった。もうカリキュラムがどうだったのか覚えていないし、あの時と現在はきっと変わっているのだろう。

社会科の科目などは、確か受験で一番点の取りやすい地理を履修する生徒が多かった。
私は、この「受験で一番点が取りやすい…」というのに反発?し、素直に勉強したいと思う日本史と世界史を履修した。どれが必修科目だったのかは覚えていないが、世界史はとても人数が少なかった記憶があるので、世界史はきっと選択だったのだろう。
私の場合、素直に勉強したいとは言っても、もともと社会科の教科は苦手だったし、日本史の興味があるのは戦国時代だけ、世界史の興味があるのは中国の歴史だけで、特に世界史のヨーロッパの時は、カタカナばっかり出てくるのでそれを覚えられずにとても苦労した。

ただ、私の想いとしては、勉強とは…その事柄(ここでは教科)に興味があり、もっと知りたい、深く考えたいなど、自らの知的好奇心をかき立てられられることが本来の意味だと考えた上での選択だった。
地理を履修する…、地理だってとてもたいせつな事柄だ。国内のまた世界の国々のことを知りたい、国際情勢等を知りたい、またこのような仕事に興味があり将来そういった仕事をしてみたいということなら、地理を選択するというのは正しい選択である。
しかし、「受験で一番点が取りやすい」ということで選択するのは間違っているのではないかと私は思う。

そんな甘いことを言っていたら、行きたい大学に入れない。受験でいい点がとれない。そういう反論が返ってくるのだろう(確かに、私の場合もそういう意味だけなら、地理にしておけばもしかしたら少しでもいい点が採れたのかもしれない…。もともと社会苦手だから無理かなぁ)。
「大学受験」もたいせつな事、だけど、そのためだけの勉強に高校3年間のたいせつな時間を費やすのはおかしいのではないだろうか?
今の現状では、残念だけど「大学受験」=「勉強」ではない。ただ、大学に受かるためだけのテクニックを身につけようとしているだけだ。
生徒が高校で勉強したこと自体が評価され、その上にある「大学受験」というものになって欲しいと願う。

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2006年10月27日 (金)

カテゴリー復活

既におわかりの方もいらっしゃると思いますが、『カテゴリー』を復活させています。
私は、このカテゴリー分けがとても苦手なので、リニューアルしたといっても、とても見にくいと思いますが、ご了承下さい。
blog自体は、基本的に日付順に並べられるだけなので、私にとってとても性に合っていると思っています(私は、野口悠紀夫氏の『超整理法』が大好き。仕事でも実践したいのですが、残念ながら公務員の仕事はカテゴリーに分ける必要のある仕事が多すぎます)。

そして、お知らせ…(って誰にお知らせ? いつもお立ち寄りいただき、つたない文章を読んでいただいている方々ですね。本当にありがとうございます)。

しばらくの間、blog投稿を休止します(するつもりです。時々書くかも…)。
なぜかと言うと、今週末には職場のイベントがあって、その2週間後には、○○学会なるところで発表、その1週間後までに学会誌への論文投稿の締め切りと、はっきり言ってお尻に火がつきそうというか、既に燃え広がっている状態です。
blogなど悠長に書いている暇はなく、徹夜でもして学会発表等の準備をしなければ、とても間に合いません。
無事終わり、少し落ちつくまで、blog投稿を“我慢”しようと思います。
それでは、また是非お立ち寄りください。よろしくお願いします。

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2006年10月26日 (木)

久しぶりの大泣き&抱っこ

久しぶりの大泣き・・・は、夕食も終わりに差しかかった頃だった。

今日は幼稚園で10月生まれの園児の誕生会。
もちろんうちの双子達もみんなにお祝いしていただいた。
誕生会の時は、お菓子がもらえるらしく、その残りを「特別に夕食後のデザート代わりに食べてもいい」という話をしていた。

先に食べ終わりそうなKO君(いつも早く食べる)のために、妻が幼稚園のリュックからお菓子を取り出そうとした。そしたらKO君のリュックにはあったが、TO君のリュックの中にはお菓子が見あたらない。
TO君も気がかりになって、夕食途中なのに椅子から降り、お母さんのところに…。
いくらTO君がリュックをのぞいても、お菓子はどこにも見あたらない。

「TO君、お菓子をリュックに入れ忘れたんじゃないの?」…と妻。
「あっ、そうか。」…とTO君。 これでおさまる・・・はずはなかったのだ。

椅子にもどるも、TO君の顔はどんどんと雲行きが悪くなる。夕食のつづきを食べようにも箸がすすまない。終いに箸をくわえ泣きが入りそう。
「それはやめろ!」とお父さんに一括され、今度は指をくわえながら、とうとうむせび泣きはじめた。

しかし、今回のことは、誰のせいでもない。TO君自身のせい。それをわかっているのか? 誰かに当たるでもなく、一人悲しそうに、悔しそうに、むせび泣くTO君。
最初は、自分の残りのお菓子をおいしそうに食べていたKO君だったが、TO君の泣きを見ていると、可哀想だと一緒に泣き始めた。おめーは優しい奴じゃのー。

そして、久しぶりの・・・お父さん抱っこ状態へ。
久しぶりに耳の近くでTO君の泣き声を聞いたが、とてもうるさかった。拡声器いらないくらいに鳴り響く…。
少し落ち着かせようと、隣の部屋で抱っこしてやったが、なかなか立ち直れなかった。
KO君が自分が持って帰ったお菓子を分けてあげるということと(おまえは本当に優しい子だ…)、家にある他のお菓子をあげるということで、少し持ち直した。

明日、幼稚園で、自分のお菓子がどうなったか確認するのだそうだ。
だけど、もしなくても、泣いたり、怒ったり、人に当たったりするなよ!

KO君に聞くと、残ったお菓子は先生に言われるわけでもなく、自分で自分のリュックの中に入れてお持ち帰りするのだという。これまでTO君は補助の先生にリュックに入れてもらっていたのだろう。今日は、補助の先生は年少さんの方のお世話をしていたということだから、TO君のことにかまっていなかったのだろう。
もう5歳…、普通なら自分のことはある程度できるようになる年齢だが、TO君の場合、まだまだだなぁ。

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運動会…追記

運動会が終わって、野郎3人でお風呂に入った時のこと。
私が、「今日は楽しかったぁ?」と二人に聞くと…、

KO君は…、「頑張りすぎて、ただ疲れただけだった。」
…と寂しいことを言う。しかし、KO君にとっても初めての運動会、それでも一人で、『一生懸命しよう、格好つけよう、頑張ろう。』としたのだろう。“楽しむ”というより“ただ疲れた”らしい。それは本音だろう。本音を言えることはいいことだ。
KO君は、本当に頑張ってたよ。本当にえらかったよ。いっぱい褒めてあげよう。

一方、TO君は…、「疲れたけど、楽しかった。」
…と、とてもご満悦顔。入場前こそ少し不安で仕方なかったようだったが、開会式と体操を補助の先生にサポートしていただいただけで、その後はほとんど一人ですることができた。
今回の運動会が上手くいき、少しでもTO君の自信につながるといいなぁと考えていたので、この経験はTO君にとってきっと良い方向に向かってくれるものと確信したいし、願ってもいる。
TO君も、本当に頑張った。メインストリームの子にとって普通のことでも、ハンディを持った子にとっては、考えられないほどの我慢と忍耐と努力が必要なことなのだろう。いっぱい、いっぱい褒めてあげよう。

夕食時のこと…、
KO君が…、「お母さんは、(親が出る団技等)白団(TO君の団)だったよね。」とポツリ。ちょっと不満そうだし、さみしそう。
妻…、「ごめん。TO君の様子を見にいったら、ついそのまま白団の方に行ってしまったのよ。」

あとで、妻が「しまったねぇ。半分半分出ないといけなかった。」と反省。これが私が赤団(KO君の団)に出ても仕方ないのが難しいところ、だってKO君は完全にお母さん子だからなぁ。KO君のフォローもしっかりしなくちゃいけないと、夫婦で反省したところでした。

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2006年10月25日 (水)

ホッとした疲労感…

行進してテントの前に整列、そして開会式。
シートのところからは、あまりTO君の様子はうかがえなかったが、補助の先生と手をつなぎ、愚図ることもなく、園長先生や来賓の方のあいさつが聞けた。
それから“体操”…なぜか?この体操のことを怖がっていた。前日TO君に「何で怖いの?」と尋ねると「うるさい」ようなことを言って、耳をふさごうとする。そう言えば、小さい時から、役場の無線放送やショッピングセンターの店内放送など、“見えない人の声”を怖がっていた。そして、この体操だけは、「補助の先生とする」とご指定付き…、いつもといっしょが安心するのだろう。

プログラム1番は、年中さんのかけっこ。開会式を無事終え気をよくしたTO君は、妻や私、もちろん補助の先生の出番もなく、一人でかけっこができた。田舎で人数が少ないため、走る前に一人ずつマイクで氏名を名乗ってからのかけっこ。TO君もはっきり名乗ることが出来た。もちろんKO君も出来た。
着順は…二人とも速くはない。それにTO君はがに股走り。赤ちゃんの頃からお父さんの大きなお腹に抱っこされていたからなぁ。気の毒に…。

プログラム2番、立て続けに年中さんの団技。デカパンを子どもと親といっしょにはいて途中まで走り、そこでデカパンを脱いでナシ(orリンゴ)に見立てたボールをもらい、今度は子どもの希望で親が抱っこ・おんぶ・肩車のいずれかで走り、木の絵が描いてある衝立にそのボールを子どもがガムテープで付ける。そして戻り、再びデカパンを二人ではいて走る。それを2巡する。
うちは双子のため、私も妻も参加して交代でそれぞれKO君、TO君とすることにした。私は最初TO君とで途中はおんぶ、2巡目はKO君とで途中肩車と言っていたのに抱っこで…、私は順番が回ってくる間、このデカパンが自分だけしか入らなかったらどうしようと心配だったが、一応大丈夫だった。
結果は赤団(KO君のいる方)が勝ち、最後の走者KO君が旗をもらいに行った。ちゃんと、「ありがとうございます。」と返事もしていた。あんたはえらいねぇ、何でも一人で出来て…。

プログラムが進み、今度は年中さんのダンス。ここで問題発生。
頭にバンダナを巻いてするということで、バンダナもちゃんと買って渡していたのだが幼稚園で実際巻いては練習していなかったらしい。先生達も「失敗した」。そこへ様子を見に来た妻がTO君に説得を試みたらしいが、どうしても嫌がり、結局TO君だけいつもの幼稚園の帽子ですることになった。
周りの園児達から、「どうしてTO君だけバンダナしないの~。」と聞かれ、妻は「TO君は、いつもと違うのがダメなのよ。いつもと同じが安心するの。」と説明、園児達も「ふ~ん」と納得?していたらしい。何はともあれ、ダンスも無事終了。

更にプログラムが進み、またまた団技。今度はネットを挟み赤団・白団と別れ、お互いの方に玉を投げ入れ、相手側に入れた玉の多い方が勝ちというもの。まぁ、二人とも頑張っていましたよ。でも、TO君の投げ方はなぜか笑えるなぁ。KO君はとても一生懸命だった。
保育所時代のS先生(TO君のお気に入り)が、「TO君が目立ってKO君があまり目立たないねぇ。」と言われるくらい、TO君の行動は一つ一つがおかしい=おもしろい。

更に更にプログラムが進み、年中さんのリレー。リレーと言っても、人数が少ないので、全員バトンを受け取りながらのリレー。ここで前代未聞の珍事件が発生するとは…。
2組目…赤団KO君、5組目…白団TO君。私は二人の勇姿を収めようとビデオカメラの撮影場所を確認…半周ずつ走るから、TO君の時は反対側に移動しなくちゃいけない。
いざ、スタート。KO君一生懸命走っています。何でも頑張ってたいへんだね。
3~4組目の間に、お父さんも走って移動。準備万端、さーTO君の番だ。
…と、ビデオカメラの液晶画面ごしに聞こえる会場全体の大爆笑。液晶画面に近づいてくるはずのTO君の姿がなぜか遠ざかる???
TO君! 逆走してるじゃん! それも、遮る幼稚園の先生方をラグビーのフェイントさながらにかいくぐろうとまでしながら…。TO君、なぜそこまでして目立ちたい! ただでさえ、一つ一つの行動が目立つのに…、本人はそんな気はないだろうが…。
やっとのことで、正気を取り戻し? 走るべき方向に走り出したTO君。本人はとてもニコニコ顔で液晶画面に現れた。大泣きし愚図っている顔が写るよりはいいが…。

午前中の最後のプログラムは、子どもと親とでダンス。二人ともお母さんとしたいというので、3人でダンス。私はビデオ撮影係。お母さんはたいへんですね。最後は抱きついて抱っこ状態になるのだが、合計35㎏にもなる二人を抱っこして…。まぁ、それでもTO君が父ではなく、母を求めるようになったことを喜んで、その重さを実感してください。

お昼ご飯の後は、年長さんのダンスがあって、全員でつなひきをやって競技は終了。
最後は閉会式。今度は補助の先生に手を引かれることもなく、一人で行進、閉会式の間も一人でいられた。

本当に本当に、二人とも頑張った。数日前の参観日の様子からは、妻が多分運動会無理そうという話だったので、とても心配していたが、TO君は本当に頑張ったと思う。
そして、幼稚園の先生方も、よくフォローをしていただいた。本当に感謝感謝です。

自宅アパートにもどり、みんなお風呂に入り、みんなで昼寝。
疲労感…、しかしTO君が愚図ってその対応に追われたわけでもなく、何かホッとした充実感のある疲れだった。
私はあんまり出番なかったなぁ。出番ない方がいいけど。
最後に妻へ…、あなたの努力(スケジュール帳など)が実って本当に良かった。当日も本当にお疲れさま。

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2006年10月24日 (火)

いよいよ開幕

日曜日、とうとう来ました運命の“幼稚園の運動会”!
…もう10月下旬だよ。遅いよねぇ。しかし、田舎は各小・中学校、町全体の運動会と10月の日曜日が埋まってしまうから仕方ないかも…。

前日は、遅くなったけどバースデイケーキ(生クリームとチョコを半々、生クリーム=TO君、チョコ=KO君のそれぞれお気に入り、まったく贅沢な双子達だ!)を買って、双子達の誕生日をお祝い、しかし、遅くなると運動会に響くので、さっさと終わらせて寝かせ付けた。

朝7時、私は一足早く起きて、運動会会場の設営準備に参加、そしてシートの場所取り。朝晩はもうかなり冷え込む季節になっている。天候は晴れのち曇り…、日中はまだ結構暑くなるので、曇りぐらいが運動会にはちょうどいい。
園児達が待機するテントに椅子を運ぶ。「TO君、KO君はここに座るのか」と確認しながらの準備。準備が終わったら、シートの位置、何かあったらすぐに駆けつけられるよう、できるだけテントに近い位置を確保、しかし、ここからじゃぁ、TO君の様子が見にくいのだが…仕方ない。

一時帰宅したら、妻がおにぎりの支度等をしていた。KO君は起きて体操服にお着替え中、TO君は…、まだ爆睡中、一度寝たら朝はなかなか起きない奴である。
バタバタと準備をし幼稚園へ…、もう集合時間が過ぎている。妻の支度が遅れていたので、私が二人を先に連れて行った。途中、幼稚園の補助の先生が迎えに来てくれた。「時間はまだ大丈夫だけど、TO君の気持ちがどうかな?と思って。」と迎えに来てくれたのだ。

会場は隣の小学校のグラウンドを半分使用する。既に園児達が入場門に並んでいた。KO君はさっさと自分の団(赤団)のところに行き、いつも遊んでいるお友達のところに行ってしまった。
しかし、TO君はまだお父さんの手を離そうとしない。やはり、いつもと違う=保護者や観客、放送等の音、ザワザワ感にとまどい、不安を感じている様子。でも、いつもなら、お父さんに抱っこ状態か、身体をあずけてくるのだが、今回は手を握っているだけだった。

先生に列に誘導されようとするが、「Yさんは? Yさんは?」と不安げに言うTO君。Yさんは男の子、入場の際、TO君の前を行くので、最近TO君の見本=安心材料になっているようだ。
補助の先生が、単語帳形式のスケジュールを持ってきて、今日のスケジュールを一つ一つTO君に話して聞かせる。TO君も一つ一つ確認するように、先生の話を聞いている。
実は、これは妻が作成したもの。1週間前に作り上げ、幼稚園でもこのスケジュール帳をTO君に見せながら、運動会の練習をしていただいた。当初は、これを使って練習してもらって、当日は妻がつきそうということになっていたが、幼稚園側もできるだけ園の方で対応してくれるということ。でも大丈夫かな?
そこへ、やっと妻もやってきた。そして、Yさんもやってきた。Yさんや保育所からのお友達のMさんが、TO君の様子を見て、「TO君どうしたの?」と聞く。妻が「TO君は、大勢の人がいると怖くなるのよ。」と話して聞かせる。

私がいつまでもいると、TO君は甘えてしまうし、私もつい甘えさせてしまうので、さっさと退散してシートのところに…。しばらくすると、妻もやってきた。なんとか離れられたらしい。補助の先生と手をつないで行進するということだ。

「すごいじゃん! TO君。」

そして、いよいよ入場行進が始まった。補助の先生と手をつなぎ行進するTO君、でも不安さはなさそう、指くわえてないようだし…。KO君は元気に手を振って…というか何か半分やけくそ気味に手を振っているような感じに見えるなぁ。でも、年中さんはみんなあんなもんか。さすがに年長さん達は、きちんと行進している。
「TO君は年長になっても、あぁやって行進はできないのかなぁ。」とつぶやきながら少し涙ぐむ。それに「また泣いてんの?」と突っ込む妻…。
しかし、先生といっしょとはいえ、親と離れて行進しているTO君に感動の運動会開幕だった。

次回につづく…。

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2006年10月21日 (土)

パワハラ

1週間前の土曜日、各所属対抗のソフトボール大会があった。
しかし、私はここ数年間参加していない。それに、職場内であるスポーツ等もここ数年間、全て不参加だ。

私は決してスポーツが得意だなどとは言えない。どちらかと言うと下手な方だろう。しかし、職場のレクリエーションという意味では、そういったスポーツに参加し皆と汗を流すことを、全く拒否するものではなかった。

しかし、あることをきっかけにして、全て断ることに決めた。それは私の直属の上司Nとの言い争いが引き金だ。
当時、仕事上でも上手くいっていなかったこの二人…、あろうことか、職場のミニバレー大会で同じチームになってしまった。私はスポーツの中でも、このバレーボールというのが一番苦手…(ソフトボールやバスケットボールなら喜んでするのだけど…)。案の定、私がチームの足を引っぱることになった。
「何でも一番!」が好きなこの上司N。この日も優勝することだけを考えていたのだろう。…しかし、毎回優勝を狙っているのだ。職場の懇親ミニバレー大会でだよ? バカじゃないんかなぁ?
それが出来なかったことに激怒! そして、さもそれは私一人の責任かのように、私はチームの皆の前で罵倒された。
それでも、自分も上手ではなく足を引っぱった原因でもあるのだから、この場では何も言わずにひたすら耐えた。

だが、次の日の朝、再度この話を職場で蒸し返された。コミュニケーションを図るためのリクレーションであるはずの職場のミニバレー大会…、それがただ優勝できなかったことだけで、人の価値観を否定され、そして、他人の価値観を押しつけられるようなことを言われなくてはならないのか? 私もとうとう切れた。二人して言い争いが始まった。近くにいた研修生は怖かったことだろう。
私が仕事上のことで何か間違っており、怒られるなら仕方がない。ただ、懇親のためのスポーツに参加してまで、他人に怒られる必要はない。私はこの時以来、いっさい職場のスポーツに参加することを断ることにした。少なくとも、この上司がいる間、私が参加することはない。

今回のソフトボール大会…、別の部署の上司Hさんから、「所属長が何で出ないのか? 心配しているぞ。」と言われた。上司Hさんは私と上司Nの関係をよく知っているので、所属長に「たぶん、上司Nさんがいるからでしょ。」と答えてくれたらしいが…。 他の職員にもこの所属長は、私がなぜ参加しないか聞いていたらしい。そんなに気になるなら、直接私に聞けよ。
そして、ソフトボール大会が終わった今週、上司Hさんが、「うちの自治体も金がない。これからおそらく能力給などの査定制度が始まる。その時、査定する上司側も人間だから、人の好き嫌いで査定するのだろう。おまえの主張もわかるが、それなりの人付き合いもしておかないといけないかもしれないぞ」。
上司Hさんは、もちろん私のことを心配してアドバイスしてくれたのだ。それには感謝する。
しかし、これは、上司Hさんが考えて心配してくれたことだろうか? それとも所属長がそう言ったのだろうか? それで心配してくれた上司Hさんが話してくれたのだろうか?
これはパワハラ(パワー・ハラスメント)だ。こういったことがあり得て良いのだろうか。その人の仕事ぶりではなく、好き嫌いで給与まで査定する…きっと多かれ少なかれそうなるんだろうねぇ。今でも上司にウケの良い人ばかりが出世しているようだし…。

下のものばかり我慢して、上司の言うこと、することにつき合わなければならない。この上司達も上司になるまでは、下で同じ想いをしてきたのではないのだろうか。 同じ苦しみを今度は自分が上になったから下に押しつける。これをずっとくり返す。それが世の常なのだろうか。
下を査定する制度があるなら、是非、上を査定する制度も作ってもらえないものだろうか。今度はきっと、下にゴマスリする上司ばかりが現れる。

私は、私が担当している生き物を栽培している生産者=県民に査定されても構わないと思うが、バカな上司に査定されたくはないし、その査定を気にして上司の言いなりにはなりたくない。
間違っていることは間違っていると言って何が悪いのか? 私は上司が嫌いで反論しているわけではない。好き嫌いで態度を変えているわけではない。間違っていると思うから、意見を言っているだけだ。仕事上の“議論”と“ケンカ(言うことをきかない、楯突く)”を混同する人が多い。それもわからない、理解できない度量の小さい人が上司になっている証拠だ。

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2006年10月20日 (金)

別れの抱擁

昨日は幼稚園の参観日。
幼稚園へはいつも、歩いても10分もかからないのに、親子4人で私の出勤ついでに車で行く。お母さんと3人で行けばいいのだが、それは言わずと知れたTO君のこだわりでもあるので仕方がない。

この日は妻が、参観日で1度自宅に戻るのも面倒だから、「少し遅刻気味で、お母さんと3人で行こうよ。」と提案。KO君はすぐさまOK…そりゃそうだ。お母さんがいればそれでいい人だから。
問題はTO君…、やはり、「いや、お父さんと行く。」と断固拒否。

それで、お父さんとTO君、二人で登園することに…。
幼稚園近くの図書館の駐車場に車を止め、少しの間歩く。 数十歩、歩くとTO君が「ねぇねぇ、お母さんとKO君いないねぇ。」…やな予感、さっきお母さんが3人で行こうって言ってただろうが!…「お母さんもKO君もすぐに後で来るよ。心配ないから。」
もう数十歩、歩くとまたTO君が「KO君いなくて寂しい…。」…きたか! 「おうちに戻る?」…TO君「ううん、幼稚園行く。」
お父さんと行きたい気持ちと、KO君がいないという寂しい気持ちが交錯していたのだろう。

幼稚園の柵の扉を抜け、いつも登園する入り口に着いた途端、表情を歪め、とうとう泣きながらお父さんに抱っこ状態…。 担任の先生や補助の先生も来て、いろんな手段で「おいで~」と言ってくれたが本人聞く耳もたず…。 私は出勤時刻が迫るのを気にしながらなだめている。
これがメインストリームの子なら、幼稚園の先生に無理矢理預けて行くのだけど…。実際、KO君の時は泣き叫ぶKO君を置き去りにしたなぁ。ちょっとかわいそうと思ったけど…。
とにかく、TO君の目線にしゃがみ、優しく説得を試みた。 そして最後は、時計を見せながら、「お父さん、お仕事に遅刻しちゃうよ。」と言ったら、何とか私から離れてくれ、やっと幼稚園の先生と、私に「いってらっしゃい」が出来た。ちゃんと聞き分けてくれた。TO君えらいえらい。

幼稚園を出て、全速力で走り(って巨漢が走るのでそう速くはないが…)、猛スピードで車をとばし(あぶない、あぶない)、何とか出勤時刻に間に合った。
妻に一報を入れると、「やっぱり、そうなったか、予想はしていた。だから、行く前にお父さんに迷惑かけちゃダメだよって言いきかせたんだけどね。」
この後の、参観日の様子は、妻のblogに投稿があると思うので、そちらをどうぞ。

帰宅後、妻が、他の子のお母さんから、「旦那さん(私のこと)、TO君とこの世の終わりのような抱擁してたねぇ。」って言われたよ。
は~(ため息)、そう見えましたか。ん~、客観的にその場面を見たら、父と子が朝から熱い抱擁…異様?ですよねぇ。

しかし、今までTO君は、KO君がいようがいまいが構わず幼稚園に行っていた。それがKO君がいないと寂しいと思い始めたのは、KO君とTO君の兄弟仲が上手くいっている証拠だとは思う。それはそれでとてもいいことではあるが…。

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2006年10月18日 (水)

ハートをつなごう(3)

遅ればせながら、NHK福祉番組 「ハートをつなごう」 発達障害第3弾(9月25・26日放送)を見た感想を…、早くこのネタ書いておかないと来週には第4弾があるようだ。

実は初日25日の放送は見逃した。ビデオ録画もしていなかった。
そこで、翌週再放送とあったので良かった良かったと、妻が録画してくれたはいいが、見てみたら何かおかしい…、「これ第2弾の放送? それも3日目の分?」。 結局、二十歳を過ぎてアスペルガー症候群と診断された青年の記録を二度見ることになり、また、これからのTO君とダブらせてしまいちょっとへこんでしまった(当事者の高野さんへ…、こんな言い方でごめんなさい。でも、あなたが放送でおっしゃっていた、「今の子供達に自分と同じ想いはさせたくない」という言葉には感動しました。そして、「僕という、アスペルガー症候群の障害を持った人を知ってもらうことで、この障害への理解が始まってくれればいい」とテレビに出てくれた勇気に感謝します。ありがとう)。

仕方なく、2日目(26日放送分)のみ見た。
1日目、お父さんの仕事と育児の両立の苦しみや悩み、お母さんに言いたいことなどの放送があったのだろうか。 2日目は、お母さん方も登場(実際のご夫婦は1組だけ)し意見交換。

私の感想としては、「夫婦もいろいろな形があるから、発達障害の子供を抱えた夫婦が必ずこうあるべきだなどという答えは一概にはない」…ということだろうか。
夫婦の間でもそれぞれ得意・不得意なことがあると思うから、夫婦それぞれの得手・不得手をお互いに尊重しながら、その得手・不得手を上手に使っていくというスタイルが一番良いような気がする。

発達障害のお子様をお持ちの方のいろんなblogを読んで見ても、旦那さんが専門家なみの知識をお持ちで奥様がその旦那さんの言うとおりに子供の療育に取り組んでいらっしゃる、しかし、旦那さんは家事はいっさいしないというところもあれば、奥様が主導的立場をにぎり療育等を行い、旦那さんには全て事後報告、旦那さんは障害等の理解はしないけど奥様と子供の全てを受け入れてくれるというところもある。いずれの場合もそれで夫婦間に何の問題もないようだ。
どちらも奥様にとって旦那さんは心強い存在だと思う。私はどちらにもなれないが…。
しかし、あそこの家庭はこうだから、うちもこうあるべき(こうしなきゃ)ってようなことは、考える必要もないことなのだろう。

うちの場合…、やっぱり得手・不得手をお互いサポートし合うってことだろうか。実際の療育やそれに関する各相談機関とのやりとりは普段家にいる妻がやることになる。そしてそれに関する知識の修得だって、私はどうしても勤務時間は拘束されるので時間的制約があり、やはり妻には到底かなわない(私もお父さん子のTO君を理解できるよう、いろんな本やblog、サイトは読んではいるが…)。
でも、妻は家事のうち掃除・洗濯は好きだが、食事に関することが苦手で、私は掃除・洗濯は絶対に手伝いたくないが、炊事は子供の頃から料理は好きだったし、喫茶店のバイト等でも食器洗いは慣れていたから、そんなに苦にならない。そう言った家事の一部をサポートすることで、妻はとてもありがたがってくれるから、それはそれで、TO君という発達障害児を持ったこの夫婦の在り方に問題はないのかもしれない。

それとお互いがしていることに対し、いつも感謝する気持ちを忘れないことかな。お互いが自分の方がたいへんだなどと考えると、上手くいかないのかもしれない。ついついそう思ってしまうが、それでも相手が何かしてくれたことに「ありがとう」と言うと、言われた相手はとても気持ちが良く、また更に次の何かをしてくれるようになるかもしれない(これを実践して教えてくれたのは妻なので、単なる受け売りだが…)。

こんなふうに書くと、いかにも上手くいってそうな夫婦に見られるかもしれないが、それは誤解である。最初から全て上手くいくわけではない。うちは結婚して双子達が生まれるまで8年もかかった。その間にも何度別れたいと思ったことか(たぶんお互いに…)。そして、双子達が生まれた後もいろんな衝突はあった。それを一つ一つ話し合ったり、手紙にしてみたり、それをくり返したから今、それなりにお互いを受け入れられるようになったのだろう。
番組でも作家の石田衣良氏がおっしゃっていたが、「夫婦がお互いを受容することもたいへんなこと」なのだと思う。

第2弾にも出演されていた北海道大学教授 田中康雄先生が、最後に全てをまとめてくれたようだった。
○ 発達障害を持つ子供を一緒に育てていくことは、夫婦どちらにとっても難しいこと。
○ まだまだ充分ではないが、母親の苦労は最近取り上げられることが多くなっている。しかし、その後ろにいる父親の苦労はクローズアップされていない(父親も、子供のこと、妻のことを考えていて、そして自分のこと、社会との折り合いをつけることなどでたいへんなこと)。
○ それらをどちらがたいへんか等の話にすると話はややこしくなる。それよりも、発達障害を持つ子供の育てにくさという問題…、その子供が抱えている問題の手強さ=それを社会に理解し、認めてもらうことの手強さに起因するものだと思われる。

問題は夫婦の問題ではない、子供が抱える問題を社会が受け止められない…日本社会の未熟さに問題があるのだと思う。
発達障害の有無に関わらず、社会がもっと、父親の育児への参加…というか、育児は夫婦そろって行うものという理解、認識を持つようになり、そういう制度等が充実すれば、少子化の問題や教育、いじめ、不登校…、そして低年齢化する青少年の犯罪などの問題も解決するような気がする。

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2006年10月17日 (火)

5歳の誕生日

今日は双子達の5歳の誕生日。

今回の誕生日はこれまでとハッキリ違う点がある。
それはもう数ヶ月(特にここ1~2ヶ月)も前から、双子達自身が自らの誕生日を意識し、カレンダーを見て確認するなど、待ち望んで迎える誕生日ということだ。
昨年の4歳の誕生日は、「あなた達今日から4歳よ。」と言っても、二人ともホケーとした顔していたような気がする。

そりゃーお目当てのボウケンジャーのおもちゃ(『ダイボウケン』という合体ロボット)が手に入るというのも、一つの楽しみであるのは間違いないようだ。
しかし、最近の双子達は、「5歳になる」→「1つ年齢が上がる」→「お兄ちゃんになる」という意識を確実に持ち始めている。
それはKO君だけでなく、TO君も同様にである。ただし、以前から「お兄ちゃん意識」はKO君の方が高い。戸籍上、兄だけど、帝王切開のため1分違いだし、兄・弟と区別して育ててはいない。でも、KO君はもう自分の方がお兄ちゃんだと思って、弟TO君の世話、面倒を見ている。まるで、昔の私と1つ年下の弟を見ているようだ。ちなみに弟は今日、同じくボウケンジャーのおもちゃで、ボウケンシルバーが乗る『サイレンビルダー』をプレゼントしてくれる手はずになっている。これで2つおもちゃがあるのでケンカしなくて済むだろう(以前は同じもの2つでないと取り合いしていたが…)。

双子が1歳数ヶ月の頃、私の地元の大手量販店で、たまたま出くわした中・高時代の同級生(女の子…って歳ではないか?)…彼女も男の子の双子で当時もう5~6歳だったかな…、彼女に「双子の子育てたいへんでしょ。2歳になったら二人で遊びだすから…。もう少ししたら先が見えるから頑張って!」と励まされた。
そうか、2歳になったら先が見えるのか…もう少しだ、頑張ろう! って頑張ってたけど、2歳になっても全く先は見えない、それどころか五里霧中…どんどん先が見えなくなりそうだった。
昨年、TO君の発達障害がわかってから、ある本に「発達障害を抱えている子供の育児は、双子を育てているようなものです」と書いてあった。 うちは、双子でプラス片方発達障害なんだけど、その場合どうなるんだ?

同級生にまた会ったら「2歳になっても先は見えなかった」と文句の一つでも言ってやろうと思っていたが(もちろん冗談で…)、その理由もわかったし、そして、遅ればせながら5歳になるこの日、これからも特にTO君のことでいろいろあると思うし、「先が見える」というと“甘い”と言われるかもしれないが、双子達の成長を喜びたいと思う。

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2006年10月15日 (日)

教員に何を望むか

以前のblogに、保育園・幼稚園の幼児教育及び小学校・中学校の義務教育に携わる教育機関、そして保育士や教師の、発達障害への理解と指導力、障害を持つ子供をサポートできる教育体制への期待を書いた。

ちょっと前になるが、「東京・小金井の自閉症児負傷事故:担任「指導」で大けが 学校など賠償提訴へ(毎日新聞)」という記事があった。
こういった記事を見ると、発達障害を持つ親としてはへこんでしまう。
「うちのTO君もちゃんと理解してもらえるだろうか。ちゃんと支援してくれる教師が担任になってくれるだろうか?」。

この教諭本人の普段の人柄なども知らないので、一方的な評価はしたくないのだが、この障害を持った男児の担任になって3年目という。この期間、この男児の何を見てきたのだろう。この障害について何かを学ぼうとしたのだろうか?とどうしても疑問を抱いてしまう。
教諭本人だけの責任にしてもいけない。この教諭の理解のなさ、力量不足が明らかなら、なぜ学校側はこの教諭を男児の担任から外さなかったのか。 学校側はこのような障害を持った子供の対応を担任任せ=責任にしてきたのではないだろうか。 もっと学校全体で子供も担任もサポートできる体制にあれば、このような事故は起きなかったのではないのだろうか。

「教員志望学生、小学校で実習・養成 大阪府教委検討(asahi.com)」
団塊世代が一斉退職で教師不足が予想され、教育学部のある大学と共同で、教員志望の大学生を公立の小学校で長期間、現場実習をさせながら教員として養成する新制度の検討を始めた。自治体間で教師獲得のための競争が本格化するなか、早い時期での優秀な学生の確保を狙う…と記事にはあるが、「優秀な学生」という基準はいったい何なのだろう。学校の成績だけ良くても決して、教師という仕事は勤まらないと思う。是非、こういう実地演習の中で本当に教師という仕事に熱意のある学生が選考されるようになって欲しいと願う。

何を隠そう(別に隠してないが…)、発達障害に関して有名な某教授のいらっしゃる教育大学を受験して失敗した、元小学校教員志望の私としては、不甲斐ない教員の記事、報道を聞くたびに、憤りを感じる(教育学部に入学することすら失敗した者に、何も言う資格はないかもしれないが…。それと、その大学に「発達障害」で有名な先生がいらっしゃることも、最近知ったわけだけど…)。

「教育再生会議の委員決まる 教育改革を検討(asahi.com)」
政府は、安倍首相が国政の最重要課題と位置づける教育改革の具体策を検討する「教育再生会議」の設置を閣議決定。当面は、教育免許の更新制度や学校の外部評価制度の導入などを議論する…と記事にはある。
教育熱心で新しい課題にも問題意識を持ち、一生懸命やっている先生方にとってはたいへん面倒な「更新制度」なのかもしれない。しかし、今現在でも「発達障害」について正しい知識を持たず、教室で問題を起こす子のことを「親の育て方のせい」などと言うような教師には、この「更新制度」は必要なのかもしれない。…というか、こんな教師は即刻辞めてもらいたいものだ。

私は委員になった方々のことは正直あまり存じ上げないので何も言えないが、品川裕香氏は、『LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業―すべての子どもの個性が光る特別支援教育』等の著書もあるようなので、「発達障害」についてこの会議できちんと発言をしてくれるよう期待したいものだ(この本等もぜひ読んでみたいと思う)。

教員…特に小学校や中学校の義務教育課程の教員に何を望むべきなのだろうか?
学校は勉強するところ…だから勉強だけ生徒にきちんと教えられればいいのだろうか? でも、それだけなら学校じゃなく、塾に行った方がよっぽど受験勉強を教えることが上手な先生はいくらでもいて、そうなると学校自体いらないということになるのではないだろうか。
おそらく、勉強ができる子もできない子も、発達障害などの障害がある子もない子も、一人一人の子供が一人一人に合う何らかの支援を受けることで、その一人一人の子供が適切に生きていける術と意欲を、子供とそして親と一緒に模索してくれる気持ち=熱意なのではないだろうか。 決して、教員自らの生活を犠牲にしてまで…とは言わない。あくまで一緒に頑張ってくれるとか、前向きな姿勢で支援して下さるということなのだと思う。

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2006年10月13日 (金)

KO君決めて~

今日もプライベートな用事で午前中お休みし、来春の転園のため、D幼稚園の園庭解放教室に参加した。T幼稚園へはblogにも書いたが、以前、同様に園庭解放教室に参加している。

T幼稚園ではかなり参加者が多く、最初の方はかなり固まっていて、お父さんに身体ごとゆだねてくる様子があったTO君だが、今回のD幼稚園は参加者がとても少なく、少しだけ部屋に入ることに躊躇(ためら)いの気持ちがあったようにも見えたが、すぐに吹っ切れて部屋に入り、教室のお歌や絵本のよみきかせ、工作等に参加できた。

決してD幼稚園がT幼稚園に比べて、とても悪いという印象があるわけではない。確かにT幼稚園の副園長さんの人柄はとても魅力的だし、ほかの先生方もしっかりとした外来者に対する対応は
とても印象深いものはある。
しかし、D幼稚園は新居から歩いても10分もかからないはず。「選択する」ということを考えもしなくて良い状況なら、何の躊躇いもなくD幼稚園に入れることだろう。 これからのTO君の療育や、妻がさまざまな機関に相談に行った際など、例えば、KO君だけの幼稚園のお迎えを同居する予定の妻の両親にお願いすることだってそんなに苦になるものではないだろう。
いろんな意味で、T幼稚園より、妻は楽になることが多いだろう。 もし、T幼稚園なら必ず妻が車で送迎に行かなければならなくなる(T幼稚園の送迎バスは、D幼稚園とかぶるため新居近くへは来ない)。

もちろん妻が楽になることだけではなく、TO君、KO君の両方の子供達のことを考えなくてはならない。
KO君だけのことを考えれば、D幼稚園で決まりだ。D幼稚園の子供達はおそらくほとんどの子が、もちあがりでD小学校に通うことになる。KO君だってD小学校に通うことになるだろう。来春、現在通っている幼稚園のお友達とも別れがあるのに、T幼稚園に行ったとしたら、また再来年せっかく仲良くなったお友達と、同じような別れを味あわせることになると思うと不憫で仕方ない。

しかし、今一番の伸びる頃だと言われるTO君のことを考えた時、できるだけ理解をしてくれ支援してくれると思われる幼稚園を選びたいとも思う。

教室を終えて、帰る途中、「TO君、今日は楽しかったぁ? T幼稚園とD幼稚園どっちがいい?」と聞くと、最初は「T幼稚園」と答えたものの、今日は結構楽しかったらしく…、終いには「KO君はどっち? KO君が決めて~」。…だそうだ。
最近、とても仲の良い二人。TO君もKO君といっしょがいいようだ。1年前の二人の状態だったら考えられない会話だ。 私達夫婦だって、今の時期はぜったい二人を離したくない。

一方、KO君は、最初から歩いていける「D幼稚園」なのだけど、私達親が悩んでいること等におそらく気を遣って、「T幼稚園でもいいよ~」といつも遠慮して答えてくれる。ごめんなぁ、何かKO君にばかり我慢させているようで悪い…。

いずれにしても、もうすぐどちらかに決めて、次回は決めた方に入園説明会に参加する予定だ(今度はもう妻だけね。私は今年はもう休みがホントにない…)。

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2006年10月12日 (木)

歯科の楽しみ…

歯科デビューから4ヶ月が経ち、2回目の診療。
今回はTO君もKO君も、前回の診療で「虫歯は無い」とのお墨付きをいただいていたためか、どちらも一人で診察室に行き、最後にフッ素加工してもらったらしい。
この歯科はガシャポンがあり、子供達には終わったらさせてくれて、おもちゃがもらえるというサービス付き。うちの子達にとっては、これが“楽しみ”の一つのようだ。

私の方はもうかれこれ何回目だろう。最初はどうにも我慢ならなくなった虫歯の治療だったが、虫歯の治療が終わってからはアフターフォローという形で、歯科衛生士の方に歯みがきの指導やら、定期的にちゃんと磨けているかチェックしてもらったり、歯を機械?で磨いてもらったり、歯ぐきのマッサージをしてもらったりしている。

最初の頃は数人の歯科衛生士の方が代わる代わる担当していただいたと思うが、いつしかTさんという方がいつも担当してくださるようになった。結構かわいい方だし、歯みがき等の指導はもちろんですがお話も上手な方で、私にとってはそれが“楽しみ”だったりする…でれぇーとなってるかな? おっと、このblogは妻もチェックするんだった…。

ただ、歯科の欠点は、治療中私自身は何もしゃべれないということだ。例えしゃべったとしても、相手には何言ってるかわからない…。

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2006年10月11日 (水)

TO君との関係

「涙腺」で私が涙もろいことを書いた。

先週ネタだが、ことばの教室を終えた妻とTO君が、そのまま私の職場に迎えに来てくれた。うちには自家用車が1台しかないので、妻が車を使うときはだいたいこのパターン。

この日は、TO君はまだ車の中で爆睡中。妻をKO君のお迎えのために幼稚園近くに降ろし、自宅アパートへ戻った。しばらくTO君が起きるのを待ったが起きそうにない。何回か起こしたもののそれでも起きないので、仕方なく抱っこして部屋に上がった。
それでも起きる気配がないので、抱っこ状態のまま台所の椅子に腰掛けていた。

椅子に腰掛けていても、「TO君重いなぁ」と思ったが、こんなふうに抱っこできるのもそう長くはないよなぁと思っていると、妙に「何でこの子が、障害持って生まれてきてしまったのだろう」なんて気になってきて、やっぱりちょっと涙が出てきてしまった。

そのうち、妻とKO君が帰宅。TO君はまだ寝ていたので、妻がそのままKO君をお風呂に入れた。ほどなくTO君も起き、そのまま妻がTO君もお風呂に入れた。

後で妻が夕食の準備をしていた時にその話をした。
そしたら、妻が…、

「あなた(=私のこと)と、TO君の関係は、“親子の情(じょう)”の関係だよね。 私(=妻のこと)とTO君の関係は、“信頼関係”だから…。一種、信頼を得た教師と生徒の関係と似たようなものだから…」。

実は、私も妻が言ったことと同じようなことを、心の中でひそかに思っていた。
「同じように思ってたのね。」と言って、夫婦して笑いあったところでした。

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2006年10月10日 (火)

涙腺

よく「涙腺が弱い」という人がいるが、おそらく私はそのタイプだ。
映画だろうが、ドラマだろうが、アニメだろうが、スポーツだろうが、ちょっとした感動シーンがあると、すぐに涙が出てきてしまう。本や新聞でさえ読みながら涙してしまう。
根が「感動しー」の性格なのだろうなぁ。

弟に言わせれば、母と私はそっくりなのだそうだ(ちなみに母とはあれ以来、話もしたくないし顔も見たくないのだが、こちらが縁切りしようとしてもおかまいなし…。胆石手術も黙ってこそっとしようと思っていたのに、以前の職場の同僚から連絡が入りバレてしまった…。まぁ、胆石手術の後、弟のところに赤ちゃんが生まれて、その世話に行ってから何の連絡もないので、私達は平穏な日々を送っている…)。

一方、妻の方は「涙腺が固い」のだろう。同じテレビを見ていて私が涙していると、「今の場面、そこまで泣くシーンだったっけ?」と言われてしまう。

以前、TO君の診断を受けに病院へ行って心理士の先生と話をしていた時も、幼稚園の園長(隣接の小学校長)と話をしていた時も、私はそれまでのTO君のことを話しながら、時折涙しながら、終いには胸につかえるものを覚えながらやっと話をした。
その横で妻は淡々と冷静に、TO君について解説をしていた。

普通、逆ではないか? って感じですよね。これって…。
こんなふうに書くと、妻がものすごく冷たい人間のように思われるかもしれませんが、そこまで冷たいわけではありませんので誤解のないように…(この言い方も誤解をまねくかな?)。

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2006年10月 9日 (月)

イベント盛りだくさん

この3連休は、自動車の1年点検のため、久しぶりに県庁所在地にある販売店に行った。
わざわざ2時間かけて販売店まで行かなくてもいいのだが、営業の方が本当によくしてくれるのと、今回は“県庁所在地”に行く“ついで”があった。

まず、前回の半年点検の時は雨で、子供達が喜びそうなところに連れて行けなったので、今回はそろそろ気候も良い頃ということで、“動物園”に連れて行った。子供達には天候次第でどうなるかわからなかったので、車の点検が終わるまで内緒にしておいた。
道中、スケジュールが不明確だと不安で仕方ないTO君に、「車の病院(←点検をこういう言い方で説明している)の後はどうすると~?」と始終うるさく聞かれたが、「あなた達が良い子にしていたら、楽しいところに連れて行ってあげる。楽しむためにちょっと寝なさい。寝ない人は連れて行かないよ!」と半分強迫しながら言いきかせた(TO君は夜は1回寝付けばなかなか起きないくらいで睡眠障害がなく助かるのだが、日中のドライブ時はなかなか寝ない。一方、KO君は車に乗った途端あっという間に寝る…)。

双子達は久しぶりの動物園でうれしそう。そして、“ゾウ”の立て看板を見て、「よ~し、ボクが見つけるぞ~!」と二人で駆けて行った(実は長いこと、この動物園には、ゾウが来そうで来なかったのだった)。
この動物園も子供達が生まれて4回目の来園だったが、今回やっと「楽になった」と夫婦して感じた。今までは、愚図る、泣く、いっさい歩かず抱っこ…(全てTO君です)、そりゃーもうたいへんだった。

さて、今回は子供達ばかりのイベントだけではない、お父さんも用事があるのだ。
動物園の次は、先日開店したばかりのスタバへコーヒー豆を買いに行く。最近、日曜日の昼食時にはコーヒー牛乳を作り、パンを食べるのが習慣になってしまった双子達も、「やったー、コーヒーだ!」と言って、喜んでつき合ってくれた(コーヒーなんかの味を覚えさせて良いのかなぁ?)。
連休でもあるし、先日増床したばかりの百貨店には人も多く、開店したばかりの店内はものすごい人、行列…(ちょっと狭いような気もしたが、所詮うちの県なら、落ち着いたらいいぐらいなのかもしれない…)。なんとか席を見つけ、少し休憩もとれた。
豆を買う際、先日友人が送ってくれたキャラメルシロップを買おうと店の人と話をしたら、「キャラメルマキアートの本体はバニラシロップが入っていて、トッピングにキャラメルシロップを使う」とのこと…で、どちらも購入した。まぁ、“好み”もあるそうだけど、自宅で作るのだから、好きな方で飲めばいい。

お次は、大手おもちゃ専門店…、今度は子供達に何か買ってやるため…、ではない。
以前から、ガンダムネタはblogに書いてきたが、“量産型ザク”に引き続き先日、“百式”を購入してしまった。そしたら、他のものも欲しくなってきてしまい…、しかし、自宅近くのおもちゃ屋等には数や種類が揃っていない。そこで今回の機会に購入を検討していた。
ありました、ありました。1stガンダム、ガンダムMkⅡ(エゥーゴカラー、ティターンズカラー)、シャア専用ザク、グフ。 最初はネット購入も考えていたが、やはり実物を見て買って良かった。塗装など100%満足する物はなかなかないが、所詮自分で塗ったわけではないので、「ここまでなら許せる」というものを選んで購入した。
ただ、お父さんのばかり買うのはバツが悪く、結局、子供達に少し小さめのZ(ゼータ)ガンダム(TO君)と百式(KO君)をお父さんのポケットマネーで、あとポケモンの人形を購入した(家計)。
しかし、この専門店のガンダムが置いてある一角だけは、他の空間と客層が異なる。他の空間は子供達か子供連れのファミリーなのに、ガンダムの棚のところには、おそらく30過ぎたおっちゃん(私も含む)ばかりだったのだ。
やはり、昔を思い出す人が多いのか…あぁ、あかん、私もこんなんに、はまってしまった…。 でも、少しくらい好きなことにはまってもいいよな…。とりあえず、新居が建ったら書斎に飾りることにしている。

このおもちゃ屋さんを出た頃にはもう薄暗くなっていた。
それでは最後に、夕食と買い物を兼ね、大手量販店が運営するショッピングモールへ移動。
ここで、以前も食べたお好み焼き屋さんで夕食をとろうと、ショッピングモールに入った途端、TO君が「あぁー、ここはコップ割ったとこじゃな~い」…。
実は、前々回このお好み屋さんで食べていたら、TO君が水の入ったコップを落として割ったのだった。 それを、ショッピングモールに入った途端思い出す…、おそらくフラッシュバックのようにその時のことがよみがえるのだろう(前回は何も言わなかったのだが…)。
少し抵抗はあったものの、お好み焼きや焼きそばは食べたいらしく、そんなにイヤそうでもないので、「TO君、コップ割ったことはもう仕方ないことで、次は割らないようにすればいいんだよ」。と促し、TO君もOKということで同じ店にした。
無事食べ終わり、席を立った瞬間、「やったー、コップ割らなかった!」。…そんなに気にしていたんだ。同じ店で食べたのは酷だったかなぁ? それとも今回割らなかったことで自信になったかなぁ。どちらだろう…。

後は、書店やCDショップを見て回った。自宅近くにはまともな書店もないので、探し求めていた仕事の本も購入することができた。ただ、この時もTO君が「むずかしい本屋はイヤだ」と言って、書店に入るのを拒んだ。以前、この書店で退屈したことを思い出したのか、ちょっと本棚の影にお父さんが隠れてパニックになったことがあったので、それを思い出したのか? 今回はさっさと目的のものを探して終わりにした。

昔のデパートは地上8階も9階もあるような建物だったが、最近の量販店は郊外店でしかも平屋型、せいぜい2階か3階建てが多い。それでもエスカレーターはついている。このエスカレーターもTO君の苦手とするもの。昇る時も降りる時も、お父さんに抱っこされないと乗れないのだ。なら階段にすればいいのだけれど、まぁそれはそれで辛い…。エレベーターが近くにあればそっちを使ったりする。
エスカレーターの前に来ると、後ずさりながら抱っこを求めてくる。KO君はさっさと乗っていくのに、TO君は乗る瞬間だけ抱っこで、乗ってしまえば抱っこからおりる。エスカレーターから降りる時は抱っこしなくても大丈夫…。
やっぱり何か怖い、不安なのかなぁ? いつまで抱っこして乗せなきゃいけないのだろう。

…てなことで、後は通常の買い物を済ませ帰途へ、盛りだくさんのイベントは終了、自宅アパートにたどり着いたのは10時半頃だった。子供達もお疲れ様、妻もお疲れ、往復運転した私も疲れた…。

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2006年10月 7日 (土)

「きらっといきる」を見て…

私が読んでいる双子ママのblogに、次の番組が紹介されていた。
最近忙しくて、リアルタイムに放送番組を見ることができない。ビデオに録画して先日やっと見ることができた。

NHK教育テレビ 「きらっといきる」
9月23日(土) 20:00~20:29
『通園施設は今 ~障害者自立支援法と家族の思い~』

「障害者自立支援法」については、asahi.comに次のようにあった。

障害者の地域での自立や、身体、知的、精神の障害別で提供されてきた福祉サービスの一元化が目的。利用者が福祉サービスを自由に選べる「支援費制度」が財政破綻したため、導入された。所得を基本とした「応能負担」に加え、利用したサービス量で利用料が決まる「応益負担」の仕組みを取り入れた。4月から本人1割負担に続き、10月からは障害の程度を6段階に区分する認定制度も始まる。

私もまだまだ勉強不足ですが、結局、本音は財政が破綻したから障害者にも相応の負担をしてもらいましょうということですかね? ネットでいろんな記事を読むと、例えば、札幌テレビ放送

実家を離れグループホームに入居して作業所に通って働くという自立した生活を送っていた障害者の方が、月1万円の収入を得るために1万3千円を支払わなければならない-といった現象が起き、自立生活を諦めることも考えている。

とのことで、こんな現象が起きているのでは何のための「自立支援法」なのか疑問ですよね(asahi.comの記事には負担軽減策を4割の自治体が導入するということで、地域格差も指摘されている)。それも同法の本格施行に伴い、児童福祉法も改正され、障害児施設の利用料も保護者の所得に応じた負担からサービス利用料の一割と給食費を負担する仕組みに変わったようです。
うちのTO君の場合、今のところこのような通園施設に通わせているわけではありませんが、今後どのようになるかわからない中で人ごとではありません。そもそも「自立」していない、できない児童を対象にその保護者に負担増を迫るというのはどういうことなのでしょう?
それも、その通園施設が利用契約制度に移行するとのこと、国は「発達障害者支援法」の中で、障害が疑われる子どもの早期発見と適切な早期療育を謳っているのに、そういった早期発見と早期療育の場を提供する通園施設を利用契約制度にすることはおかしいのではないでしょうか? 矛盾していると思います。

テレビでインタビューを受けていたお母さんも同様のことをおっしゃっていましたが、我が子が障害があるのかどうか、もしかしたらあるのかもと薄々は感じ、頭の中ではある程度、疑問が確信に変わりつつあり「障害受容」をしよう、しなければと葛藤している。だが、気持ちとしてはまだまだ整理ができていないこの時期に、医療や保育、療育機関の方々の勧めで通園施設などに通いながら、我が子の障害について少しずつ受け入れ前向きに生きていこうとしている親に対し、まず「障害受容」ありき、そしてその上で施設との利用契約という心理的負担、そして経済的負担というのはあまりにも酷な制度だと私も思います。

小学校? それとも中学校の頃だったかな? 社会科の授業で、「成熟した国家は、福祉国家を目指す」ようなことを学んだ記憶があります。その頃子供だった私は、日本は先進国で経済大国なので、当然「福祉国家」なのだと錯覚していました。
日本という国が貧しい国で、本当にお金もありません、だから国際的にも分不相応なことはできません=国連の常任理事国入りなんて求めません、自衛隊もどこにも派遣できる余裕なんか私達の国にはありません…と言っているなら、国内の福祉行政の在り方自体が貧しい考え方でも国民は納得するかもしれません。しかしそうではありません。外向きには、いかにも「えー格好しー」です。
それでもって、日本国民、それも弱者にばかり負担を強いるような国は、もちろん福祉国家とは言えないし、成熟した国家でもないのでしょう。
欧米では、発達障害等を持つ障害児は一定の割合で生まれてくるという考え方が定着しており、それを社会全体でカバーしていくため行政面や財政面でのバックアップが大きく保証されているそうです。これこそ福祉国家の有り様だと思います。

いつの間にか安倍さんが首相になっていました。「教育基本法」の改正や、「美しい国 日本」創りが語られました。
安倍さんには安倍さんの想いもあるのでしょうが、「日本を、世界の人々が憧れと尊敬を抱く国にする」以前に、(それは同時かもしれませんが)日本国民が自分の生まれてきた国に対し、この国に生まれてきて本当に良かったと思える国を目指してもらいたい。本来、「愛国心」とは国民一人一人がこの国に生まれてきて良かったと心から思った時、そういう誇りがあればこそ自然に生まれてくる心情なのではないのかと私は思います。
政治家は、国民一人一人がそう思える国を創ることが、「仕事=志」だと思います。

国民誰もが、そりゃー個人の努力は必要だけれども、それでも誰かと寄り添いながら、助けを借りながら(サポートを受けながら)、このNHK番組のタイトルのように「きらっと生きたい」と思っているのです。それは障害の有無にかかわらず、生まれてきた全ての人の願いです。

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2006年10月 3日 (火)

フラッシュバック?

TO君に、「運動会の時はいつもより人が多いからね。でも、お父さんもお母さんもKO君もいるから大丈夫だよ。」と話をすると…、
「えぇー、イヤだ。だって、○○○おじちゃんの結婚式みたいになっちゃうから~」と言う。今回の運動会に限らず、TO君にとって何か怖いことが起こりうると認識すると、いつもこの「結婚式みたいになっちゃう」と発言する。

「○○○おじちゃん」とは、私の弟のこと、以前、結婚式&披露宴の様子はblogに書いた
TO君にとって、弟の結婚式は知らない人は大勢いるし、おそらく聴覚過敏のあるTO君には、マイクの音声、音楽、ザワザワした音などなど、不快・不安な場所だったのだろう(普通の(?)披露宴よりは静かで落ち着いたものだったとは思うのだが…)。

そのような中で、しかも披露宴の最後に花束贈呈という大役を全うしなければならないという、TO君自身にはかなりのプレッシャーと闘い、「頑張らなくちゃ、我慢しなくちゃ」と必死になっていたのだと、今更ながら幼い我が子の想いに感心するし、「よく頑張った」と言ってあげたい。

自閉症っていう障害は、こだわりの強さゆえに「物事を忘れられない」ものらしい…。だから、失敗体験はできるだけ少なく成功体験を数多く経験させ、自信をつけさせてやらなければならないのだそうだ(これってメインストリームの子供もいっしょだよなぁ…)。この結婚式に対するフラッシュバック(?)はいつか消せるだろうか。
今度の運動会、TO君にとって(もちろんKO君にとっても)、良い経験=成功体験にさせてあげたいのだが…。

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2006年10月 2日 (月)

運動会見学?

1日は幼稚園と隣接する小学校の運動会。
つい最近まで、幼稚園と小学校合同で運動会をするとかしないとかもめていたのだが、結局別々ですることになった。この件についてはまたいつか書こうかなぁ(ちょっと言いたいこともある…)。

それはさておいて…、とにかくうちとしてはTO君のことがあり、小学校と合同ですると参加者も見学者も多くなり、TO君がパニックにおちいる危険性があったので、正直言うとホッとしている。

幼稚園の運動会は今月22日。練習ではかけっこもお遊戯もそりゃー楽しそうにやっているそうだ。でも、本番はどうでるかわからない。それまでに一度運動会の雰囲気を味合わせようと、今日見学に行ったのだった。

案の定、小学校の校庭入り口で立ち往生。いつもと違う雰囲気。何か子供も大人も大勢いて、マイクから聞こえる大声や音楽、ピストルの音、がやがやと賑やかな音等々…。TO君にとっては不安なんだろうねぇ。小学校の敷地内にさえ入ることさえためらうのだから…。
何とかなだめて校庭の端っこに腰掛け、お父さんの膝の上で見学するようになった。それでも何か落ち着かない様子なので、少し歩こうかと幼稚園の方へ向かった。

テント近くで、園長(小学校の校長先生)と出会いあいさつ。そして、近所のお友達のお母さんとも出会い、少しずつ慣れ元気が出てきた。
そして、幼稚園へ到着。すると、いつも遊んでいる友達が数人来ていて遊んでいた。これで気をよくしたうちの双子達、友達と幼稚園でブランコやシーソー、雲梯(うんてい)などで遊びだした。そのうち幼稚園も飛び出し、小学校中を駆け回る子供達…。

私達親としては、運動会を見学してもらってその雰囲気を感じて欲しかったのだが、何か当初の目的が達成されていないような気がするが…。しかしもうどうしようもない。私達親の読みが甘かった。こうなることも考えておくべきだった…。

そして、最後の結末は…最悪…、
はしゃぎすぎて走り回っているうちに、TO君がアスファルトの上でこけてしまい、肘をすって血が出てきてしまった。こうなるとTO君はもうダメ。痛いのも我慢できないのだろうが、血が出ていることに(ほんの少量なのだが…)我慢が出来ない。それでもよほど楽しいのか「まだ遊ぶ!」と言ってはみたものの、肘のあたりが気になって、そのうち、泣きが入ってくる。もうこれは連れて帰るしかない…。
まだみんなと走り回っているKO君を連れ戻し帰途についた。帰る間、「痛いよ~。血が出てるよ~。バンソウコウ貼って~。」とワンワン泣きになりながら帰った。
帰ってから、妻がとにかく絆創膏を貼って気持ちを落ち着かせ、肘の血も汚れもあるし、走り回って汗びっしょりの二人をシャワーに入れた。

結局、運動会の雰囲気は味わってくれたかなぁ?。本番がどうなるか怖い…。
あっ、それと…、KO君は赤団で、TO君は白団…って何でうちの子達別々の団なんだ? 幼稚園の先生達にどういう意図が…。それもどういう結末になるか心配だ。

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2006年10月 1日 (日)

多忙な1週間

1週間以上blogを書けなかった。
書きたかったのだが、この1週間はとても忙しく、blogを書いてしまうとその分自らの首を絞めることになるので我慢した。
アップもされてないのに、毎日見に来ていただいた方、お礼申し上げるとともに本当に申し訳ありませんでした。

実は、29日(金)に仕事で私が試験を担当している生き物について講演(ってそんな大したものではないが…)を頼まれた。これまでしてきた試験・研究に関するネタならいくつか資料もあるのでそれほど準備はしなくて良いのだが、一般の方にわかりやすい資料を使って話す必要があったので、その準備が忙しかったのだ。
それも頼まれたのが20日頃だったと思う。この週は通常の業務もあり結局、講演に関して何も準備することはできなかった。

開けて25日の週…
25日(月)は、この仕事を持ち帰り、夜中3時頃まで資料作りをした。資料作りといっても PowerPoint を使ったスライドのこと、当日はプロジェクタを使い、PowerPoint のデータを投影しながら話をする。それと一応簡単な配付資料も作らなければならない。

26日(火)、この日はプライベートな用事でお休みをとった。用事とは私の体調のことで病院へ行ったのだ。体調のことと言っても特別調子が悪いわけではなく、定期的な検査を兼ねた数ヶ月毎に通院しているもの。前日の寝不足がたたり、この日は帰ってから何もできず轟沈…。

27日(水)、またまた仕事を持ち帰って、夜中4時頃までかかって、だいたい作り上げた。昼間はどうしても通常業務や突発の仕事が入るので、落ち着いてまとまった時間が取れない。論文を書いたりする時もよくこのような感じで仕事をすることになる。

28日(木)、いよいよ前日、何とか昼間に時間がとれた。PowerPoint がきちんと投影できるかのテストを兼ね、職場の研修室で一人2~3回練習を行った。タイムも計測、当初20分くらいという依頼であったが、この日の朝依頼元から電話があり、「時間があるので気が済むまで話してもらっていい」とのこと、それじゃ、しゃべることをはしょらなくていいので都合がいい…。

29日(金)、午前中はまたプライベートな用事でお休み。講演は午後からだ。
今日のプライベートな用事というのは、双子達の新しい幼稚園へ再度見学。この幼稚園は金曜日に、入園していない子供達を対象に園庭解放をしている。今日はT幼稚園の方、次回またいつかD幼稚園の方にも行かなければならない。TO君はT幼稚園を気に入り、KO君はD幼稚園が良いと言っている。この調整も難しいし、私達もどちらの幼稚園にした方が良いか悩んでいるところだ。
幼稚園見学が終わり、いったん自宅アパートへもどり妻と子供達を降ろし(近くの市だから片道40分くらい)、着替えて(一応スーツ? いつも仕事の時は作業着なのでスーツは久しぶり…)会場へ向かう(片道1時間くらいかかる。私の出身地)。何とか開始時間15分前に到着した。

私は2番手だったので、それほど焦ってはいなかった。最初の方が終わり私の出番。結局45分くらい話をさせていただいた。終了予定時刻を15分程オーバーしてたけど良かったのかなぁ。聴きにきていただいた方に満足していただける話ができたかどうか、おそらく、皆さんよく知らないことばかりだっただろうから、その分興味は持っていただけたと思う。無事なんとかこなせてホッとしている。

もう今日から10月…
10月、11月は私にとって1年間でもっとも忙しい時期。地方自治体はおそらくどこも来年度の当初予算を策定する時期に入るし、今月末は職場で一般の方を対象にしたイベントを開催する。この準備も忙しい。そして来月は学会があるので、今度はそっちの方の発表用の PowerPoint データ及び論文を作らなければならない。
なので、おそらくblog投稿はままならないと思う。書きたいことは頭をよぎるのだけど、書いてたら仕事が終わらない。しばらくはblogはお休み…というか、たまに時間がある時にアップしようと思う…。

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