« ハートをつなごう(3) | トップページ | パワハラ »

2006年10月20日 (金)

別れの抱擁

昨日は幼稚園の参観日。
幼稚園へはいつも、歩いても10分もかからないのに、親子4人で私の出勤ついでに車で行く。お母さんと3人で行けばいいのだが、それは言わずと知れたTO君のこだわりでもあるので仕方がない。

この日は妻が、参観日で1度自宅に戻るのも面倒だから、「少し遅刻気味で、お母さんと3人で行こうよ。」と提案。KO君はすぐさまOK…そりゃそうだ。お母さんがいればそれでいい人だから。
問題はTO君…、やはり、「いや、お父さんと行く。」と断固拒否。

それで、お父さんとTO君、二人で登園することに…。
幼稚園近くの図書館の駐車場に車を止め、少しの間歩く。 数十歩、歩くとTO君が「ねぇねぇ、お母さんとKO君いないねぇ。」…やな予感、さっきお母さんが3人で行こうって言ってただろうが!…「お母さんもKO君もすぐに後で来るよ。心配ないから。」
もう数十歩、歩くとまたTO君が「KO君いなくて寂しい…。」…きたか! 「おうちに戻る?」…TO君「ううん、幼稚園行く。」
お父さんと行きたい気持ちと、KO君がいないという寂しい気持ちが交錯していたのだろう。

幼稚園の柵の扉を抜け、いつも登園する入り口に着いた途端、表情を歪め、とうとう泣きながらお父さんに抱っこ状態…。 担任の先生や補助の先生も来て、いろんな手段で「おいで~」と言ってくれたが本人聞く耳もたず…。 私は出勤時刻が迫るのを気にしながらなだめている。
これがメインストリームの子なら、幼稚園の先生に無理矢理預けて行くのだけど…。実際、KO君の時は泣き叫ぶKO君を置き去りにしたなぁ。ちょっとかわいそうと思ったけど…。
とにかく、TO君の目線にしゃがみ、優しく説得を試みた。 そして最後は、時計を見せながら、「お父さん、お仕事に遅刻しちゃうよ。」と言ったら、何とか私から離れてくれ、やっと幼稚園の先生と、私に「いってらっしゃい」が出来た。ちゃんと聞き分けてくれた。TO君えらいえらい。

幼稚園を出て、全速力で走り(って巨漢が走るのでそう速くはないが…)、猛スピードで車をとばし(あぶない、あぶない)、何とか出勤時刻に間に合った。
妻に一報を入れると、「やっぱり、そうなったか、予想はしていた。だから、行く前にお父さんに迷惑かけちゃダメだよって言いきかせたんだけどね。」
この後の、参観日の様子は、妻のblogに投稿があると思うので、そちらをどうぞ。

帰宅後、妻が、他の子のお母さんから、「旦那さん(私のこと)、TO君とこの世の終わりのような抱擁してたねぇ。」って言われたよ。
は~(ため息)、そう見えましたか。ん~、客観的にその場面を見たら、父と子が朝から熱い抱擁…異様?ですよねぇ。

しかし、今までTO君は、KO君がいようがいまいが構わず幼稚園に行っていた。それがKO君がいないと寂しいと思い始めたのは、KO君とTO君の兄弟仲が上手くいっている証拠だとは思う。それはそれでとてもいいことではあるが…。

|

« ハートをつなごう(3) | トップページ | パワハラ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ハートをつなごう(3) | トップページ | パワハラ »