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2006年11月21日 (火)

人を使うということ

「人を使う」…たいへん傲慢な言い方に聞こえます。私は、その言葉自体も、実際人を使うこと自体も、あんまり好きでもないし得意でもありません。
でも、私達は仕事柄「人を使わなければならない」ことが多いです。

私の職場は、いわゆる試験場と呼ばれるところですが、試験・研究の補助をしてくださる別団体の研究補助員の方がいらっしゃいます。別団体と書きましたが、今年度から「指定管理者制度」という訳のわからない制度のせいで、その団体との関係が微妙になり、仕事がしずらくなっているのは確かです。何でもかんでも一律制度を適応すればいいという考え方は止めていただきたいものです。…今回、その話は置いといて…。

私達の仕事は、この別団体の研究補助員なしでは考えられません。きつい作業、あまりきれいではない作業、細かいデータ収集、単純作業などなど、本当にお世話になっていて、私達が研究室で落ち着いて試験設計を考えたり、データをまとめ分析したり、先日あった学会での発表やその他出張、会議、そして時々休暇をとることができるのは、この方々がいらっしゃればこそだと、いつも感謝しています。学会での発表や論文の「謝辞」で、皆さんの名前をお一人お一人書きたいと思うくらい感謝しています。

先週17日(金)、学会の振替でお休みをとった日、この日もいろいろと補助員の方々にお仕事をお願いしておりました。
そして、19日(日)…いつも土・日のどちらかは私が担当している生物の収穫・データ測定のため、数時間ほど出勤します…、お願いしていたはずの作業が途中の状態のままになっていました。作業自体を言葉にすると、何の生物かわかってしまうので、あまり細かいことは言えませんが、とにかく、この状態は試験設計を完全に台無しにする状態でした。その瞬間、かなりのショックと怒りを感じたのは間違いありません。 幸い?なことに、今回のこの試験は予備的な試験でしたので、学会で発表するとか、業務報告に載せるとかいうものではありませんでしたので、それほど支障はありませんでした。

しかし、そうだからと言って、「いいよ、いいよ」と言うわけにはいきません。もしも大事な試験だったら取り返しがつかないのです。日曜、帰宅してから本日(月)まで、研究補助員の皆さんに何と言おうか、悶々としていました。
“ガツン”と怒ってしまえばいい…、自分がそうできる人であれば楽なんですけどね。日頃、本当に一生懸命仕事してもらっている方々に、1度の失敗でそんなに怒ることなんてできないんですよね。

ただし、研究補助員のメンバーにはいろいろあり、ベテランで本当に頼りになる方もいれば、一生懸命なんだけどちょっと大雑把な方もいる。何でも積極的に仕事をする方もいれば、そうでない方もいる。
やはり、「きちんと言うべきことは言わないいけないこと」もありましたので、この際だとばかり、「お願い」と題して、日頃作業やデータ測定などをしてもらう際の注意点などを書面にし、再度確認することにしました。そして、今回あったような失敗が二度とないよう研究補助員のメンバーでも話し合って欲しいと伝えました。

言わなくてもいいことは言いたくない…、自分も嫌われたくない、誰もそうなんでしょうけどね。言わないといけないことは、言うべき立場の人が言わないといけないのでしょうね。今回の場合、自分の仕事のことでもあるし、自分が言わないといけなかったのです。
私は「外面(そとづら)良男(よしお)」君なので、妻には「あなたは私には、嫌味上手なのに…」と言われそうですが、あまり嫌味な言い方はしなかったつもり…です。 どうだったでしょうかね? 信頼しているM.K.さん?(ここは個人に語ってます)

「人を使う」・・・辞書を引いてみました。すると、次のような言葉が見つかりました。

「人を使うは苦(く)を使う」
人を使うのは苦労が多く大変であるということ。(goo辞書検索引用)

本当に大変なことです。実感です。

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