« 理想と現実 | トップページ | 小豆(あずき) »

2008年1月10日 (木)

「小学校行きたくない」

本当にカウントダウンが始まってしまったような気持ちです。
小学校入学まで、もう3ヶ月もなくなってしまいました。
…と、とても焦ったようなことを言ってますが、実際、入学への準備を着々と(までは言えないか?)しているのは妻です。

TO君の支援関係については、ほとんんどのことを妻が対応しています。
「今日、コーディネーターの先生とこんな話をした。」とか「支援センターには、学校にいつ頃説明に入ってもらおうと思っている。」とか「ことばの教室の先生に、こんな形で支援に入ってもらいたいと思っている。」とか「小学校の先生とはこんな打ち合わせをしたいと思っている。」とか、全て先方の先生方と打ち合わせたり、自分で考えたりした後に、私に相談(?になっているのかなぁ)して、私がそれに同意する(多分、それだけしかしてない)というスタイルで、我が家は動いてます。
ほとんどの場合、私が妻の考えをくつがえすようなことはありません。TO君の支援関係については、妻はほとんど『プロフェッショナル』と化しています。そんな彼女の言うことに、同意それとほんのちょっとした妻が気付いていないこと等を補足・アドバイスはできても、真っ向から「違う! こうすべきだ!」ということを言えるほど、私は勉強できていません…。

私ができること…それは、妻がTO君の障害に関わる療育を行ったり、KO君の子育て・フォローをするにあたって、もちろん私もできることはしますが、それ以外の…家事を少しでも多く分担するとか(ってワリには文句が多い…)、休みの日は得意な料理を担当するとか(ってワリには恩着せがましい…)、子供達の相手をするとか(ってワリには、よく寝ている…)、そういうフォローみたいなことかなぁと思っています。
あと、父親が出ていった方がいい場面…ってあるんでしょうね。本当はおかしな話でもあるんでしょうが、でも、両親雁首揃えた方が『効き目あり』ってこともありますから、そう言う時は出ていくようにしています。それに二人の目で見て、聴いた方がいいこともあるし、片方だけだと行った方は、その感じ方や聴いたこと、その後判断することが正しいのか…etc.不安になりますもんね。

…で、いつものように前置きが長すぎて、本題があまりありませんが…、
TO君…、最近小学校入学の話が出るたびに、
「小学校行きたくない!」
「だって、KO君ともいっしょのクラスじゃないし…」
「あぁ…、もう…」
と、とても不満、不安げに言います。おそらく、KO君と一緒でないことで、ただでさえ新しい環境になることに不安なのに、更に不安が倍増するのでしょう。
まだ、特別支援級の情緒クラスへ入ることなどは決まっていませんし、ですからそういう話、説明もしてはいないのですが…、ただ、「KO君とは別のクラスになるだろう。」とは言ってあります。

最近のTO君の安定した生活を見たり、KO君と本当に楽しく遊ぶ姿を見ていると、
「もしかしたら、通常学級でもちゃんとやっていけるんじゃないだろうか?」
「私達の判断(情緒クラスへの入学)は間違いじゃないだろうか?」
「情緒クラスへ入れたことによって、TO君はどんなふうに思うだろうか?」
そんなことも考えなくはないのです。

でも、おそらく、TO君が今、安定しているのは、今の幼稚園やお友達に慣れ、お友達もTO君に慣れた(?)から、お友達ともトラブルも少なく、KO君にもちょっかい出さずに何とかやっていっているだけ…。
小学校に入学し、新しい環境になれば、不安や初めてのお友達とのトラブル、先生からの指示がとおらないことによるトラブル、そして小学校は遊びだけではなく勉強するところ、TO君がどれほど勉強についていけるだけの能力があるのか未知数ですが、勉強がわからないことによるトラブルも多々あるかもしれません。そして、それがKO君に対するちょっかい、不安・不満のはけ口になってしまうかもしれません。そうすれば、今度はKO君の方が参ってしまうかもしれません。

私達親の方も、不安なことを考え出せばキリがないのですが、それもまた仕方ないことです。
でもやっぱりよく考え、TO君が小学生になった姿を想像すると、上記のようなことを想像してしまうのですよね。
ただ一つ、心配なことは、お友達にTO君を理解しもらい、慣れてもらえる機会を減らしてしまうことになるのではないか? ということです。
でも、もしもTO君が落ち着いて、更に何とかついていけるような授業があれば、交流学級の方にどんどん行かせてもらって、お友達との関係を作っていってもらえるようになればいいがなぁと思うこの頃です。

TO君は、人と関わりたい子です。『積極奇異』で、それがトラブルの原因になることもありますが、それを避けていれば、その関わり方も学べないし、上手くいくようにはならない。
人として生まれてきた以上、本人が求めるのであれば、人との関わりを大事にしてあげたいと思います。その手助けができればいいのですが…。

|

« 理想と現実 | トップページ | 小豆(あずき) »

コメント

はじめまして。数ヶ月前からこちらのブログ拝見させていただいています。私は現在アメリカで教育学を専攻しています。と言ってもまだ入門のクラスの履修をしているところです。その一つに障害者教育についてのクラスがあったので色々調べていたところこちらのブログに出会いました。
参考になるかわかりませんが私の体験を一つ。アメリカの小学校に見学実習に行った際、基本的には障害のある生徒さんも普通学級で授業を受けています。そして社会適応性の高い自閉症の生徒さんも普通のクラスに在籍していました。ただし、ほとんどの生徒さんは授業での遅れがあるために特別教室(リソースクラス)でペースを落とした形の授業を受けているのが現状です。すなわち体育、音楽、工作、学級活動的な事はホームルームクラスで数学等の授業は特別教室でという形なのです。また他のクラスメートもクラスの一員として受け容れて仲良くすごしていました。日本とは法律や環境が違うので参考になるかわかりませんが一つ言えるのは先生や親御さんの助けで周りの子供達は障害のあるクラスメートを普通に受け容れる事ができると言う事を私は発見しました。

投稿: やっち | 2008年1月11日 (金) 14時49分

小学校行きたくない・・・
ナンだかすごく気持ちわかります!

障害を持っているGも
障害がない(であろう)Rも
どちらも入学前というのを経験して思ったのですが

「どっちも心配!不安!(意味は違ったけど)」

本人たちも「不安!」「いや!」「幼稚園がいい!」
という風でした。(楽しみな部分もあったみたいだけど)

オヤも初めてだと心配だし、
2度目でも、最初がどのように始まるかというのを知ってるので、また違う意味で不安なんですよね・・・

とりあえず、Gが小学校に上がったとき、たくさん親御さん同士のつながりを作っておくように努力したのがとりあえずいろんな意味でスムーズでした。
私は、とりあえず委員に立候補して、最近もバザー委員に立候補したりして・・・違う学年のお母さん同士とも友達になったり、同じクラスにきょうだいのお兄ちゃんがアスペだという人と偶然仲良くなって、いろんな情報をもらったり、特別支援学級のお母さんともつながりを持ったりしました。
いろんな情報が入るし、すごくいいですよ。仕事はしてますが、やっぱり学校行事を絶対的に優先させてもらってます。あと、校長などの管理職に、顔と名前覚えてもらうことですよね・・・

一番助かるのが「時間割」「口頭で指示された持ってくるもの」「宿題」など。クラスに仲良しさんがいると、いろんなこと聞けて便利ですよぉ~

投稿: さりぃ | 2008年1月13日 (日) 02時33分

> やっち さん

コメントありがとうございます。
アメリカから私の blog をご覧いただいているとのこと、ありがとうございます。
すごいですよね。今や当たり前のことかもしれませんけど、ネットを通せばアメリカでも日本でもこうやって、情報交換を瞬時にできるのですから…(ってお返事遅くなりすみません)。

>基本的に障害のある生徒さんも普通のクラスに在籍して…

いるところが、まさに『インクルーシブ教育』なのでしょうか。
日本はその当たりがどうなのでしょう? 今までの養護学校や特殊学級という、障害を持った子供を隔離した上で必要な教育を行うということを長年続けてきた国です。昨年4月から『特別支援教育』というお冠だけはついたわけですが、まだまだ現実的に教育現場では何も変わっていないのではないかと想像してしまいます。

例えば、日本でも何らかの障害を持った子供がいる学級には、全クラス複数体制の先生が配置されるとかして、障害を持った子供等がパニックを起こした時に、手の空いている先生がその子を学級の外に出してクールダウンさせる等の対応ができる…とか、また、少なくとも義務教育の教員免許を取得する者は全て『発達障害』等についての履修が必修として義務付けられていて、よく理解してくださる先生ばかりがいるということであれば…、私達もTO君を通常のクラスに…ということを考えなくはないのです。
残念ながら、日本の教育現場では、理解のある良い先生に『当たる』ことを祈るしかないのが現状ではないのでしょうか(これは言い過ぎでしょうか?)。

と言って現状を嘆いてばかりいても仕方ありません。
やっちさんが言われるとおり…、
>先生や親御さんの助けで周りの子供達は障害のあるクラスメートを普通に受け容れる事ができる

まさにそのとおりになるように、私達親は学校や先生、TO君とKO君に関わってくれるお友達に、TO君と言う『個』を理解していただく努力を惜しまないつもりではいます。

今後とも何か良い情報等ありましたら、よろしくお願いいたします。

投稿: たけpon | 2008年1月14日 (月) 01時41分

> さりぃ さん

コメントありがとうございます。
環境が変わりますからねぇ。幼稚園は何のかんの言って『遊び』が主体、それが授業=勉強、時間割…、40分くらいの時間を座っておくなんて、うちの二人にできるのだろうか…?。
『就学猶予』…できることなら、うちの子供は二人ともお願いしたいくらいです。
そんな不安をみんな持って、親も子供も、小学校入学を体験していくのでしょうか。
さりぃさんがしてきたように、いろんな親同士のつながりを作っておくことは必要なのでしょうね。うちもできるだけ注意しておこうとは考えています。
またいろいろと情報ください。お願いします。

投稿: たけpon | 2008年1月14日 (月) 01時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 理想と現実 | トップページ | 小豆(あずき) »