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2008年6月22日 (日)

お小遣い制

強くならなければ…』…で、TO君は登校して、一度、特別支援級に行って気持ちを落ち着かせ、決められた時間になったら交流学級に向かうことにしたということを書きました。

こうすることで、交流学級の前で、妻と『別れの儀式』=『バイバイ・タッチ、いってらっしゃい・タッチのハイタッチ』を済ませ、それで素直に教室に入っていくようになりました(自宅を出る前に、父との儀式もあります。このことはまた後日…)。

TO君にとっては、朝の登校時に児童玄関が混み合うことが、とても騒がく感じたり(聴覚過敏)、不安になったりするようなのです。そして、その難関を越えても、一日が始まることへの不安を抱えていたのではないかと推察します。

今回、その不安を乗り越えてもらうために、何かTO君にとって価値のあるものを与えることで頑張って欲しかった。そこで、ついでに他に家でして欲しい(=することが望ましい)ことを含めて、『お小遣い制』を導入することにしました(念のため、これも妻の発案ですから…)。

これまで、お小遣いというのは特に与えていませんでしたが、これを機会に、『お手伝い』をすることで『お小遣いがもらえる』ということ、そして、もらった自分の『お小遣い=お金』の計算や管理&価値観の醸成ができるようにしようということで導入することを決定しました。

TO君のお手伝いは、次の3つです。
1つ目…朝の登校時、スムーズに交流学級に入っていけること
2つ目…脱いだ服をたたむこと
3つ目…食事後、自分の食器を流しに運ぶこと

KO君にも同じようなことを“お手伝い化”しなければいけません。
ただ、KO君は普通の子です。朝の登校時は何のことはなく、さっさと教室に入っていきます(当たり前ですけど…)。だいたい、「お母さんはいつまで付いてくると~!?」、「もう一人で帰れるよ~(帰りも妻は迎えに行ってます)」と言ってますしね。

KO君のお手伝いは、次の3つとしました。
1つ目…朝、自分の目覚ましで目を覚まし、決められた時間までに泣かずに起きてくること
2つ目、3つ目はTO君と同じです。

1つ目の課題には、本当は差があるんですよね。
KO君は、本当は一人で登校班で行けるし、帰ってもこれる。
目覚ましで自分で起きてこなくちゃお小遣いもらえないのは、KO君だけ。
KO君は損していると思うのだけど、でも最近は、それを「ずるい」とかは言わないんですよね。以前なら言っていたかもしれないけれど、今は、自分とTO君の『タイプの違い』を認識しているのかなぁ。

しかし、TO君は目覚ましどころの音じゃぁ起きる気配さえない、ピクリともしません。私から、何度「起きなさい!」と言われても、また、倒れてしまうくらいの超ー目覚めの悪い人間です。
うちにもう一人、誰か似てる人間がいるなぁ~(最近早く起きるようになったけど…)。
そう言えば、私の弟も、TO君といっしょで目覚めが悪かったなぁ。私は、どちらかと言うと目覚めの良い方だと思います。子どもの頃、婆ちゃんに大きな声で起こされるのが嫌で、婆ちゃんが子ども部屋に近づいてくる足音で目を覚ましていましたからね。

『お小遣い制』を導入してしばらく経ちますが、
TO君もこれで気持ちを切り替え、自分を奮い立たせているのか、とてもすんなりと交流学級に入って行っているようです(時々調子の悪いときは、妻の後ろに隠れてしまう時もあるみたいですが…)。
KO君も、朝、自分の目覚ましで、ちゃんと起きてきます。時々、目覚ましをセットし忘れ、私に起こされて、涙目で「ねぇ、いいでしょう~」と訴えてくることもありますけどね。

自分たちの欲しいおもちゃや本を買うということにも、変化が見られるようです。
これまでもそんなにおもちゃ等を買ってやっていませんが(うちの子供達はおもちゃコーナーで、「これ買って~」とタダをこねたことはほとんどありません。おもちゃコーナーはただ閲覧するところだと思っているようです…笑)、更に簡単に買ってやることはなくなり、「欲しいなら自分のお小遣いで買ったら?」と言うと、「あぁ、そうか!」と納得しているようです。

しめしめ…。上手くいってます。
ちなみに、気になる単価ですが…、我が家は多額の住宅ローンを抱え財政難ですから、大した額ではありません。それでも、『お小遣い』をゲットできることを楽しんでいるようです。

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