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2008年7月26日 (土)

伝わらない…

幼稚園卒園時に、お友達にTO君の特性について妻が話をしたことを書きました…『伝わる』。

小学校に入学して交流学級には、幼稚園でTO君と同じクラスだったお友達がたくさんいます。
その当たりは、小学校側も配慮してくださったのかもしれません。

先日、PTA・バレーボール大会に妻が行ってきて(応援のみ)、その時に、お友達のお母さんから次のように言われたのだそうです。

「うちの子、『TO君とは幼稚園から一緒だし、TO君はおもしろいからいいんだ』って言ってたのよ。」

確かに、TO君は変わってるところもあるけど結構ひょうきんなところがあって、おもしろい奴なんだそうです。こうやってありのままのTO君を受け入れてくれるお友達もいるのだと、とても安心させられました。本当にありがたいことです。
そして、妻が話したことは、ちゃんと『伝わっている』のだと、うれしい気持ちになりました。


それなのに…、
他人にさえ…、子供にさえ…、『伝わっている』のに…、


私の母から手紙が届きました。
A4・3枚のワープロ書き…、乱筆・乱文の手書きの文章よりは、何を書いてあるのか解読可能ではありました。
しかし、以前からの私が伝えている“問い”に対しての返答は、一行・一言たりとも触れられておらず、完全に無視されていました。
そして、その内容のほとんどは『自分のこと』ばかり…。自分がここ最近どんなにたいへんなことをしているか、そんなことばかりが羅列され、私達家族にとっては何の関係もない話しばかりが書かれていました。

そればかりか…、
私達家族…TO君のことについて、やっと書かれている箇所があるかと思ったら…、

*****************************************************
アスペルガーの本を読んでいます。
親を殺すとか、人を殺すとか多いので心配でしょうが、TO君を信じて教育と愛情を注いでください。TO君は、まだこれからの人です。いつかは私もTO君に関わることができる日がくることを信じています。
*****************************************************

…と、こうです。本当にこれだけですよ。
呆れてものが言えません。

TO君は、いつアスペルガー症候群と診断がついたのでしょう? そんなこと誰も言ってません。
アスペルガー症候群の人は、「親を殺し、人を殺すことが多い」のだそうです。どんな誤った本を読んでいるのでしょうか?(きっと勝手な解釈をしているだけでしょう…) アスペルガー症候群の人やその関係者(“発達障害”全般もですけど…)が聞いたら激怒しますよ。
こんな誤った認識しか持てない人に、TO君と関わってもらいたくはありません。
よくもまぁ、実の孫のことについて、こんないい加減なことを言えたものです。
念のため言っておきますが、本当に何の脚色していません。削除したところも、追加したところもありません。A4・3枚の中に、私達家族…TO君のことについて書かれているのは本当にこの部分だけです。あとは全て手前勝手な言い分ばかりなのです。

この手紙…、実は随分前のことになりましたけど、小学校入学式の前日に送りつけられてきたものです。
私達が、翌日の入学式に備え、小学校の式会場の事前見学やスケジュール、段取りを考え、TO君にわかるように伝えている…そんな大事な時にです。
それに、この手紙には、KO君、TO君に対し、「入学おめでとう」の一言も書いてないのです。

“憤り”という文字では表せないくらいの感情を抱いてしまいます。

この母からの手紙で確信をしました。
間違いなく、母は、二度と孫の顔を見ることなく、死んでいくでしょう。
私は絶対に会わせません。

そして、絶対に許さない。死んでも許さない。

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コメント

 はじめまして。

 私は5歳男児の母で、先日 小児自閉症と診断をうけたばかりです。 まだ夫婦供に現実として受け入れることができずにいますが、目の前に就学が控えているため この障害を理解し、受け入れ、これからふりかかるさまざまな現実を知ろうとしているところです。

 私の母は とてもわがままな性格で 何でも自分の思い通りにしようとするところがあり、特に自分の娘たちには、常に自分の価値観や考えを押し付けてきました。自分の意に沿わないことがあると 徹底的に攻撃してきます。子供の頃から母の言葉に幾度傷つけられたことか・・・ それは私が大人になってからは 孫たち(私の子供たち)にも向けられ、お金やモノで釣りながら自分の思いどおりにしようとしますし、行動や考えなどは常にチェックして支配しようとします。
 うちの娘は 大学進学のために頑張っているのですが  母は「女の子はそんなにガリ勉したら可愛くなくなる。女の子は愛想よくして可愛げがあるのが一番。そんなに勉強したってお嫁さんになれば一緒。大学にお金つかうなんてあぁ勿体ない」 などと言い続け激しく傷つけた実績があります。

 母は、障害者を毛嫌いする傾向があり 近所の知的障害のある方の人の奇怪な行動等をみるたびに、人に誇大表現で悪く伝えていきます。「気持ち悪い」「親が悪い!あんな変なのを平気で外に出して知らん顔している」 視線があおうものなら「あ~気持ち悪い ぞっとする」など・・・。「あんな変な人たちはちゃんと家から出さないで見張っておかんと何するかわからない。人殺しするとかいうやないね。恐ろしい」とも言います。

 また 母は、ちゃんと人の話を聞くことができません。一生懸命話しても 自分が興味がないとは 全然聞いていません。聞いても話のうわっつらだけかいつまみ 「はいはい○○ね」と全然方向違いの理解をします。息子の発達が遅れていて療育センターに月2回通園するようになったことを伝えたときも、体が小さいから保育園でいじめっこにいじめられていて 保育園を変わる話と思い込んでいました。

 なので母に息子の障害のことを伝えたくないですし、知らせないつもりでいます。息子が何を言われるかわからない。とんでもない言葉で傷つけることは間違いないです。

 現在、母との接触をできるだけ避けている状態です。
 
 母がちゃんと話を聞いてくれて 理解をしてくれる人ならば 真っ先に相談する相手なのでしょうが・・・ 療育センターで一緒になるお母さん方は やはり皆さん実母さんは理解があり応援してくれたり 働いている母親の変わりに通園にきたりしています。供に悩み励ましてくれる存在であるようです。自分の母はどうしてこうなのだろう・・・と 本当に悲しく思います。
 でも息子を守るために 母には絶対に話さずにいようと思います。

 こんなのは私だけかと思っていましたので 失礼な言い方かもしれませんが、共感できる方がいらしたことに少し安堵を感じています。

 初めてのコメントなのに長々と失礼いたしました。
 

投稿: くぅままん。 | 2008年7月26日 (土) 04時32分

> くぅままん。 さん

コメントありがとうございます。
> 長々と… なんてとんでもない。本当にありがたいですよ。今後ともよろしくお願いします。

私達が療育・相談を受けている『発達障害者支援センター』のお話だと、この手のお話(子供にとって祖父母の無理解、父親もらしいですけど…)は結構多いということでした。
自分の孫がそんな障害を持っているなんて、見た目五体満足ですから、「何かの間違いだ」「そんなはずはない」…と、信じたくないという気持ちの表れでもあるのでしょうが、一番辛いのは子供の両親(特に母親)であり、そしてこの障害を持ちながら一生つきあって生きていかなければならない子供本人だということに、なぜ理解を示してくれないのでしょうか?

以前の私の記事を読んでいただくとわかるのですが、私の母は元医療従事者です。その元医療従事者の口から発せられた言葉が、「脳性小児麻痺の子供よりマシかと思って、自分を慰めてるのよ」…ですよ。寒気を感じました。
脳性小児麻痺の子供を持つ親や本人に対し、とても失礼な言い方です。それが医療現場にいた人間の口からです。これまでどんなふうに患者や家族に対応をしてきたのでしょう。
そして、「自分を慰めている」…やはり自分…自己中です。そこに、私達親、特に私の妻である母親への気遣いなんてものは全くありません。
なぜ、「たいへんだねぇ」「何か手伝うことはないかい」という優しい言葉はないのでしょうか?
手紙に、「いつかは私もTO君に関わることができる日がくることを…」と書いてありますが、あの人のいう関わりは、労力を惜しまず実際に手を出すことではありません。単に、自分の言うことを聞けとばかりに、口を出し続けることだけです。

自分の親(子供にとって祖父母)の無理解は、私達親を本当に苦しめます。だって、身内でさえも理解してくれないのに、赤の他人がこの障害について理解してくれるはずがない…そう思えてくるからです。
> 息子を守るために…とありますが、そのとおりで、ご自身の家族、お子様が傷つけられる恐れがあるのであれば、それを守るために、仕方のないことはあると思います。特に診断を受けられたばかりの今は、相当のダメージを受けられているとお察しします。そんな時に身内からの心ない言葉はとても辛いものです。

それから、無理に「障害受容」する必要はないですよ。たぶん、受容なんてどんなに頑張ってもできるものではないと、私達は思っています。そのことはよく夫婦で語り合います。最初はもがき苦しみ、障害理解のために、寝る間を惜しんであらゆる書籍を読み、ネットをさまよいました。TO君に障害があるということを認め、その支援のために頑張っている自分達はいますが、そういう意味では「受容」している部分はあると思いますが、何かあるごとに、また、ふとした時に、やっぱり…「なんで、この可愛いTO君に障害なんてあるんだぁ」ととてもいたたまれない気持ちになります。それはそれで、私達の人生はそんな状態を繰り返していくものではないかと思っています。
だからと言って、一生を悲観して暮らしているわけではありません。今となっては、障害のあること自体も含めてTO君の個性であり、もしも障害のないTO君ってのも仮定のしようがないのですから、受け入れるしかありません。
ただ障害受容をしなけらばならないと考えるよりも、子供本人が、また自分達両親がどうすれば前向きに生きていけるか、そのために何をすべきかを考えた方が良いと思っています。

まだまだ、私達も試行錯誤しながらTO君を一生懸命育てています。ちょっと偉そうなことを言ったかもしれませんが、お互いに子供のために家族のために頑張っていきましょう。あまり、頑張りすぎないように…ですよ。

投稿: たけpon | 2008年7月27日 (日) 00時36分

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