« 懲りずに… | トップページ | 私流・玉子酒 »

2009年8月23日 (日)

受診

もう何ヶ月、この blog を放置し続けているのでしょうね。
自分でももう更新しないんじゃないかと思うくらい、放ってしまっています(ちと反省…)。

TO君やKO君のことについて、書きたいことは山のようにあります。だいたい、最終更新日が5月6日、本格的に書けなくなったのは昨年の11月頃からですから、もう9ヶ月くらい…その間にはいろいろありますよね。

4月に書きましたが、TO君は支援学級の担任が異動で変わったものの、学校側の配慮もあり、1年の時の交流学級の担任がそのまま持ち上がり、支援学級の新担任も前任の学校で支援級を受け持っていたということで、私たち両親としては諸手をあげて喜んでおりました。

そしてその喜びは裏切られることなく、ケース会議だって昨年は妻や特別支援学校のコーディネーターの先生が段取りしなくちゃ乗り気ではなかったのに(念のため…学校長がです)、今年は小学校側がきちんと段取りしてくれて、更に、こちらからはあえてお願いしたわけではないのに、発達障害者支援センターの方まで呼んで頂いて、ケース会議を開催してくれました。

私たちが諸手をあげることができたとおり、TO君は2年生という新しい環境になったにも関わらず、ほとんどと言っていいほど、成長の後退も見せず、(パソコンのように)フリーズ=固まりもせず、スムーズに2年生の1学期を送り、そして終えることが出来ました。

もうすでに夏休みも終わりに近づいておりますが、先日、TO君の夏休みの自宅での様子の聞き取りや2学期に向けての打ち合わせ…ということで、支援学級、交流学級の両担任と私たち両親の4人だけではありましたが、学校側からきちんと日程調整をしていただいてケース会議を開催していただきました。2学期から少し環境の変化がありますけど…それはそれでTO君がどうなるか、ある意味、TO君の Version Up を期待したいと考えています。今の担任の先生方なら、TO君にもしも何かあっても、対処はばっちりだと思います。

もちろん、学習面、生活面…何にも問題がないわけではありませんが、逆に今それほど大きな問題がないからこそ、先のこと…3年生になったら…とか、小学校高学年、中学生…といろいろなことを考えないわけではないのですが、とりあえず、TO君は「学校に行きたくない」…なんて一言も言いませんし、毎日勉強も頑張り(?…怠けながら、のらりくらりと…でも、「進研ゼミのチャレンジ」を始めましたよ(笑))、お友達とも楽しく遊んだり、学校生活を楽しんできています。
確かに、私たち親(特に妻)は、そのようにTO君が学校生活を送れるよう準備をしてきました。その成果だと本当に思います。妻がTO君のことをきちんと育ててくれたからこそ、今のTO君の姿があるのだと確信し、感謝する毎日です(たまには奉っておかないと…ですね)。あぁでも、TO君自身も確実に成長しているのですよね。

あれあれ、相変わらず前置きが長くなってしまっていますが、本当は今回の blog は自分自身の今の状況や気持ち等を書き留めておきたいと思っていました。

まず、結論から言って、現在、私は心療内科を受診しております。まだ3週間くらいですけどね。
これも妻から心配され、かなり進められて受診することになったわけです。

心療内科…ある意味の抵抗がなかったわけではないです。私の場合、その~いわゆる「精神的にどうこう」ってことはほとんどないんです。まぁ、全くないってことではないのだろうと思いますが、だいたい初診時はどんな診療科でも問診票ってのに記入するじゃないですか、心療内科の問診票ってどこも一緒かは知りませんが、その病院は項目がすごく多かったんです。「はい・時々・いいえ」で応える形式で、私の場合、そのほとんどが「いいえ」でした(つまりほとんど問題なさそう?)。
だいたいそうなるだろうなぁって予想していましたので、私は、A4・1ページに自分自身の状況や性格等をまとめていきました。

実は、私の場合の症状は精神的なものというよりは、身体的なものなのです。そしてその最大の症状が、「身体のちょうど半分から汗が出る」というもの…。
気持ち悪いっすよぉ。頭から顔から首筋、肩、胸、お腹の当たりまで、本当にくっきりと半分(特に右半分の時が多いかなぁ)からは汗が出てて、その反対側の肌はサラっとしてるんです。色付きのTシャツなんか着てたら一発でわかります。片方は汗でべっとり濡れて身体にくっついて、片方は何ともないんですからね。

この症状自体は、そうですねぇもう10年以上前からあったように思うんですけど、だいたい年に1度か2度くらい、それも仕事で疲れてるなぁって思った時だったので、まぁ少し休めばすぐ治るくらいだったので、気にはなりつつも放っておいたんです。でも、今年は特別ひどく、1~2週間は毎日、それも日に数回同じような症状が出るものだから、「もうたまらん!」って感じだったんです。

そして、この症状の原因というのを自分なりに考えたら、やっぱりこれはどう考えても「ストレス」だろうって思うようになったんです。
ストレスの原因はおそらく次のようなものでしょう(これ、まとめていったものです)。

(1) 仕事上の不満(くだらない業務に時間を割かれることへの不満、残業手当の不払い、またその予算配分等の矛盾への不満、上司への不満…誤解のないように、私の仕事に関してほとんどの上司はある程度高く評価をして下さっていますので、その点は感謝しています)。
(2) 自分自身に課している課題へのプレッシャー(上司からの期待・プレッシャーもあり)
(3) 家庭内の問題(不満はまぁありませんよ。しかし、TO君の障害のことがストレスにならないわけはありませんよね。それにKO君のことも含めて、学習面、生活面のフォローはしなければなりません)。
(4) 家族の問題(実母との確執…これは関わりを持った方がストレスになるので、既に関わりを絶ち切った現状では、そういう意味でのストレスはないのかもしれません…)。
(5) 家族の問題(義母の病気…ここでストレスの一部として書くと妻に悪いですが、同じ屋根の下で暮らす家族として、あまり何もしてあげられるわけではないのですが、義父母、そして妻の支えにはなりたいと思っています)。
(6) 家族の問題(生物学的あるいは戸籍上の実父方の祖母のこと…詳しいことはまたいつか書きたいと思いますが、「人の人生って何なのだろう」…と思ってしまいます)。

これらのストレス以外にも、特にこの症状は夏に多いような気がしますので、夏バテもあったり、仕事上の疲れもあったりするのだと思います。肩こりや首のこり、偏頭痛も併発しますからね。

そしてもう一つ、受診する決心がついたのは、TO君の障害について、これまで勉強してきたことがありました。
あぁ、それから、もう一つ、これもいつか記事に書こう書こうと思っていたことに、生物学的あるいは戸籍上の実父のことがあります。「生物学的あるいは戸籍上の」…は面倒ですね。
実は、私の父親は「躁鬱病…正式には双極性障害って言うんですかね」で、精神科の病院に入院しています。これも詳しいことは改めて書きたいと思いますが、とにかく、私はある事件をきっかけに、そんな「精神的に弱い」父親が大嫌いになりました(それまではやさしくて頭も良くて大好きな父親でした)。そして、中学3年の時に両親を離婚させ、縁を切りました。高校1年の時、ふらっと家に顔を出し、居間でテレビを見ていた父親に向かって「何しにもどって来たんだ。出ていけ!」と言って追い出しました。それ以来、顔を見たことはありません。

おそらく、このことがあってからだと思いますが、「精神的に弱い」ということには、すごく抵抗があり、「こんな父親、人間にはなりたくない」と自分自身も強くなければいけないと思っていましたし、おそらく他人にも「弱い人間は嫌いだ!」みたいなことを言ったり、言ってなくてもそういう行動をとったり、そういう方とは関わりを持たなかったりしていたかもしれません。

しかし、自分の息子としてTO君という存在が生まれ、TO君が持つ「発達障害」という障害を勉強すればするほど、前の記事にも書いたことがありますが、いわゆる「心の弱さ」は「脳の機能的な弱さ」ではないだろうか? 「鬱病って、それはその人の心や精神的な弱さではなく、やっぱりそれも脳の機能的な弱さ」なのではないだろうかって考えるようになってきたのです。

そして、自分自身を振り返った時、まぁ、どうでしょう?、ある程度「定型発達」には近い方だと思いますけど(あくまで近い…ですよ)、私にだって、ある特定の部分ではあるかもしれないけど、かなり自分自身でも思い当たる「生きにくさ」を持っていることがわかるようになってきたのです。

例えば…(次のことも心療内科を受診するに当たって、自分の性格について書いていったのですが…)

(1) 明るいか、暗いかといえば、「暗くはない」と思う。
(2) 褒められることが好き。=「他人から認められたい」願望が強いと思う。
(3) 逆に自分が認められないと不満に思う。
(4) 部分的に完璧主義(自分にとってどうでもいいこと=こだわらないと思うことは、いい加減)。
(5) 「正しいこと」が好き。
(6) 逆に他人が「正しくない」ことをするのは不満に思う。…というか、「正直ものがバカをみる」のは大嫌い。
(7) 妻には「楽観的だ」と言われるが、ネガティブではない程度だと思う。
(8) しかし、「何事にも前向きか?」とは言えず、まぁ「後ろ向きではない」程度だと思う。
(9) …と言いつつ、過去の「失敗」や「他人から怒られたこと」等を忘れられないタイプ。
(10) 嫌いな人間に対しては、「根に持つ」タイプ。
(11) 怒りっぽい=「瞬間湯沸かし器&土鍋」型。

こういう自分自身の性格が、仕事をする中で、また人間関係の中で、少しずつでもストレスとして蓄積されてきているのではないか? そして、それが本厄という年にあふれ出そうとしているのではないかと思い、これを放っておけば、もしかしたら、本当に精神的なものにまで及ぶかもしれない…と、受診を決心するに至ったわけです。

受診をして、お薬を処方してもらい(この期に及んで薬を処方してもらうことに少しばかり抵抗感はあったんですけどね…(笑))、また、ちょうど夏季休暇をとれる時期で、少し身体を休めることも出来たので、症状はかなり改善されたようです。

ただ、これから時期にかけては、学会発表や、くだらないイベント、会議、矛盾ばかりの予算執行、出張、自分自身に課した課題…と、またストレスを溜めざるをえない時期に向かっていきます。
薬を飲みながらでも、このストレスと上手につき合うつもりで、そして、何かでストレスを上手く発散させながら、頑張りすぎないように頑張ろうとは思っています。

最後に、父親のことに少しだけ話しを戻しますが、TO君のことを勉強したことで、父親に対する気持ちは少しだけ変わったことは事実です。
しかし、「過去のことを許そう」とか、「病院に会いに行ってやろう」とか、そこまでの気持ちは「ない」です。これからも「ない」と思います。そのせいで苦労や、嫌なことはたくさん経験しましたからね。
ただ、今までは「もう捨てた人間、縁を切った人間、自分とは関係ない人間。でも、半分はその血が混じっていると自分自身のことまでも嫌悪感を抱く…それは未だにあります。」…と思うだけでした。

でも今は、もしかしたらですが、「死んだら(多分まだかなり先の話でしょうが…)線香くらいあげにいくかもしれないかなぁ。」…くらいは思うようになりました。

そして、「あなたも苦しかったのかなぁ」…と一言、心の中でつぶやくかもしれません。

|

« 懲りずに… | トップページ | 私流・玉子酒 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 懲りずに… | トップページ | 私流・玉子酒 »