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2010年10月11日 (月)

大きく返事をしたのは・・・

先日、ノーベル化学賞の発表があり、またも日本人お二人の方が選ばれました。
とても素晴らしいことですね。

私も一応、試験・研究に携わる身ですが(大した研究者ではないけど・・・)、
北海道大学名誉教授の鈴木章先生の受賞インタビューに、とても共感し、好感が持てました。

一つは、「研究者は皆、新しいことを発見しようとしているが、なかなかできない。しかし、地道な努力を積み重ねていれば、そのラッキーは案外に簡単にやってくる。私はラッキーだった。」

もう一つは、「資源のない日本で、われわれ日本人が生き残るためには、頭を使った、物作りだったり、新しい発見だったり、そういうことをしていかなけらばならない。」

あと、研究に関わった学生に感謝の意を表していたのも、とても印象的でした。


政権が変わって、「コンクリートから人へ」と言ってたはずなのに、
「事業仕分け」とやらで、国の研究公募事業予算は削られる一方のようです。
この国は、何を大切にしていこうと考えているのでしょうか。

「2位ではダメなんですか?」
っていう言葉で格好良く切ったつもりなのかもしれませんが、「2位では意味のないこともある」と思います。もちろん1位に拘る必要のないこともあると思いますが、研究や技術開発等の世界では、2位では意味がないことが多いと思います。

今回のノーベル賞なんかもそうですが、スポーツの世界でも、何か偉業を達成した方は賞賛されますが、それまでの苦労は皆、それぞれ個人の努力です。国が支えるべきこともあると思うのだけど、この国の指導者達は何を大切にしたいと考えているのでしょうか?


NHKニュースでの受賞インタビューを家族で見てて、終わった直後に、

私の向かい側に座っていたKO君に向けて、

「どうですか? ノーベル賞目指してみませんか?」

って振ったつもりだったんですが(もちろん冗談ですけど・・・)、

「はい!」

っと、力強い返事が戻ってきたのは、私の隣に座っていたTO君からでした。

KO君は、鳩が豆鉄砲くらったような目をして私を見て、

「でも、それはボクが選んでいいんだよね。ボクは(将来)サッカー選手目指してるから・・・。」

いや、もちろんいいんですよ。

私の方は、TO君から返事が返ってくるとは思ってもみなかったもので、こけてしまいそうでした。

いかん、いかん、KO君は「有り」で、TO君は「無し」なんて、勝手に決めつけてはいけませんね。

TO君は確かに、「ボクは理科大好き。」とよく言います。
細か~い観察力は、確かにあるようです。

正確な知識力は、まずKO君にかないませんが、「好きこそものの上手なれ」という言葉もあります。
もしかしたら、物好きが乗じるかもしれないし、常人にはない突拍子もない発想力が何かを産むかもしれない・・・かな?

KO君、TO君が10年後、20年後、何してるのか楽しみ(≒怖い)です。


北海道大学・鈴木章先生の言葉…

「学生には重箱の隅をつつくような研究ではなく、白いキャンバスに絵を描くような研究をしなさいと言ってきた。」…私もしてみたいですね。そのためには、私ももっともっと勉強しなければいけません。少なくとも、KO君、TO君には、まだまだ大きな背中を見せ続けられるように、頑張りたいです…(実際のサイズじゃないですよ、笑)。

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