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2010年12月26日 (日)

“甘え”になる前に

早いものです。年が明ければ3年生最後の学期となり、4月には4年生、何ともう小学校後半戦に突入してしまいます。

妻の blog にあるとおり、24日はTO君のケース会議に臨んで来ました。
気合いだけは入れて臨みましたが、これまでだったら話す内容のメモを作ったりと準備万端で行ってたのに、この日は前日に妻と打ち合わせをし、妻がノートに数行のメモをしていっただけ。私達もこのケース会議に“場慣れ”してきたのでしょうか?!
学校側の出席者は、今回は支援級の担任と交流学級の担任のお二人、いつもは校長・教頭先生も出席して下さるのですが、ご出張だったのか、休日の谷間でお休みを取られていたのか? まぁ今回は、担任の先生お二人とざっくばらんに話が出来ました。

“就学前の”ケース会議から、学校側には私達の意向はお伝えしてきたつもりですが…、
私達の期待・希望としては、TO君には小学校の高学年のうちに支援級を卒業してもらい、通常学級のまま中学校入学を迎えてもらいたいと考えています。
理由には、TO君は療育手帳を持っていない、持つことができない(手段によれば可能かもしれませんが…)。…ということは、将来、高等学校は通常のお子さんと同じところに進学することになると思います(もちろん、受験をパスすることができれば…ですけど)。そして中学校もです。今は、中学校に支援級が存在しますが、少なくともTO君が小学4年生に進級した時に、中学1年生に在籍者がいなければ、TO君が中学1年入学時に支援級を継続してもらえるという可能性もなくなります。現状ではそれも難しい、おそらくTO君が中学入学する以前に、中学校の支援級は在籍者がいなくなり閉級してしまう可能性が“大”なのです。
とにもかくにも、TO君はいつか、障害は持ちつつも“普通の人”と同じように、この社会で仕事をし、生活をしていかなければならない。だから、そのために、今、どのように小学校生活を送ることが最善なのか、学校の先生方をはじめ支援者の先生方とともに、親の責任において導いていかないといけないと考えています。

3年生でのTO君は確実に成長をしていると感じています。それは運動会や表現集会などを見ているとわかります。これまでいつもと違う行事ごと等に不安がっていたTO君とは別人のように落ち着いて、みんなと一緒の活動ができています。そういう姿を見てて、私達も評価をしていたので、4年生からは支援級を完全に卒業するわけではないけれども、交流学級主体でいけるのではないだろうか…という気持ちになっていました。

しかし、参観日の時に妻が支援級の担任に話を聞いてくると、「TO君は頑張っています。でも、情緒的に課題がある場面もまだあるし、支援級での授業をなくすのはまだ難しいのではないか。支援級での時間がクールダウンになっている。云々…」とのこと。

う~ん。これはちょっとまずい。
…というのも、最近、TO君が学校であった、マイナスの出来事を家で話さなくなってきているのです。下校途中にKO君には話しているみたいですが、KO君に話したことで消化しているのか、帰宅してKO君がTO君に「お母さんに話さなくていいの?」と言っても、「うん、もういい。」という感じで話さないことがあるのだそうです。プラスのことはいっぱい話してくれるそうですが…。これも一つの成長ではあると思って、妻も必要以上には聴かないようにしているのですが、だからこそ、先生方からのフィードバックが不可欠なのです。

就学時からずっと先生方にはお願いしてきたことですが、TO君に学校であった不適応な行動・言動等は「連絡帳」を通じて、家庭にフィードバックして下さるようお願いをしてきました。そうすれば、家庭でもTO君に対し、何らかの療育的な支援ができるからです。
しかし、これもTO君の成長と言えば成長ですが、先生に「これは連絡帳に書かないで」とお願いすることもあるようで、どうも伝わってきてない情報もあるようなのです。

念のため、全ての先生方の対応を非難しようとしているわけではありません。先生方は、TO君の頑張りを認めて下さっており、その中で、TO君の特性も理解し、日々の学校生活でのTO君への対応を気を使ってしていただいていることも、今回のケース会議でよくわかりました。ありがたいことです。私達も全てを知らなければならないと思っているわけではありません。そんなことは無理な話です。ただやはり、TO君のような子供は、通常のお子さんと違って、「自然の成長」だけを待っていれば成長するわけではない(それはKO君を見てればわかります)、支援する側がタイミング良く教えて、経験と共に、「適正な行動・言動」がとれるような“引き出し”を出来るだけ多く作ってあげる必要があると思います。

お友達との関係でも、2年生の時までは、やはり少しは友達の方がTO君に遠慮したり、優しくしてくれていたところがあったようですが、3年生になり、良い意味でみんながTO君を「特別扱い」せず、「対等である」存在として接してくれているようです。先生方としては、だからこそ、TO君はその中で頑張っているので、全く支援級での生活をなくすのは厳しいのではないか?…ということのようでした。

今回のケース会議、時間も短かく、話し足りないこともあったのですが、私達の想いは伝えたつもりです。上記に書いた「私達の将来への期待」に導くために(もちろんTO君に無理強いにならないように…)、今、支援級をどう使っていくか、情緒面をどう育てていくかなどについて、先生にご理解とお願いをしてきたつもりです。
支援級の存在が、TO君にとって“心強い”存在ではあって良いと思いますが、決して“甘え”の場所になってはならないと思っています。

先生方からも、また、支援級・交流学級の先生方の間で話し合って、TO君の支援級と交流学級の使い方を話し合って、後日、私達に相談して下さると言っていただきました。また、情報のフィードバックについても再度、お願いをしてきました。
3学期に入ってどのような対応をして下さるかはわかりませんが、私達の意図を汲んで下さることを期待して待ちたいと思います。

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