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2012年8月29日 (水)

火に油を注ぎ…飛んで入る夏の虫・2頭

「休み」というのは、あっという間に終わってしまうもんですねぇ。
自分にとっての休日も同じですが、子供達の夏休みは、5年生ともなると宿題の量も質も格段にこれまでと異なり、とてもゆっくりできた休みとは言えなかったでしょう。

さて、今回の記事のお話は1学期の終業式の日に遡ります。
この日、4月からこの blog で酷評している交流学級担任教師(←本当は、教師と認めたくないが、こう書かないといろいろややこしいから仕方がない。ちなみに、自宅ではこの教師の名字の後に「先生」等とは付けて話しません。呼び捨てです。)から、TO君宛に手紙をもらってきました。
内容は…、1学期間、自らが行ってきた所行により、TO君が辛かったことに対するお詫び?、言い訳?(何が間違った所行なのか理解してないのだから意味はない。) TO君に宛てた手紙でありながら、途中から、私達親に対して言っているような書き方でした(それも少し気に障ってたんだけど…)。文言は殊勝なんですが、あそこの親が怒ってるからと、どうせ上司から言われて書いたか、一応、謝っておこう…ってなつもりだったんでしょう。ムカツクっ!(あ~、どんどん言葉が悪くなっていく。)

夏休みに入ってのTO君の状態はボロボロでした。
過度なストレスを与え続けられた子供は、こうなってしまうのか…って感じ、単語の最初に全て“無”を付ければ、その状態が表されます。無気力、無関心、無反応、無意味…。これを放っておけば、いずれひきこもるのでしょう。

この夏はロンドン・オリンピックで、みんなが騒いだことでしょう。
うちも、スポーツ観戦好きの妻の影響で、ご多分に漏れず盛り上がっていきましょう!…って感じだったのですが、テレビ観て盛り上がる3人の横で、一人、自分の世界に入り込み、取り憑かれたようにお絵描きするTO君の姿あり…。

そして、夏休みの宿題は山のように出ているのですが、それもなかなか進みません。朝のうちに済ませろよと、私が仕事行く時に「ガンバレよ」と声をかけますが、帰宅した時にもまだやってます。念のため言っておきますが、公務員だからと言って、毎日17時過ぎに帰ってきてるわけではありません。
「あんた(TO君)、何時間勉強してるの?」…お父さんの仕事時間より長いんじゃね?
でも、終わってる量は、ほんの少しなんです。
どうも、勉強する気力も、そういう気持ちのコントロールも出来ない状態になっていました。更には、「どうせ、ボクにはわからない」とマイナス発言。自己肯定感もありません。

この交流学級担任教師だけのせいだとは言いませんが、4年生までに出来ていたことも出来なくなり、5年生1学期の間にこれだけ人が変わってしまうほどのストレスを与えられたのかと、TO君が可哀想で仕方ありませんでした。

そんな状態で迎えた8月初旬の登校日、あんまり腹が立っていたので…、
終業式の日、TO君宛に手紙をもらったのだから、じゃぁ、TO君からこの教師宛に手紙の返事を書いてもらうことにしました。
内容は…、1学期間の辛かったこと(なぜ、自分だけグループのみんなや先生から責められるのかわからない)、夏休みの自分の状態(勉強が進まない、気持ちのコントロールができない)、2学期への不安(始まるのが怖い)…。

この日、私は仕事だったのですが、夕方、ケータイに学校から電話がありました。
出てみると教頭からでした。
「交流学級担任がTO君から手紙を頂いた。手紙の中身も見た。(ごちゃごちゃ何か言ってたけど、中略) 担任とTO君本人とのコミュニケーションをもっと取るべきだと思いますから、お詫びも兼ねて、今から担任をご自宅に伺わせてよろしいでしょうか。」

この「担任と本人とのコミュニケーションを取るべき」…みたいな発言に、私の安全装置は外れてしまいました。それが消化器の安全装置だったら良かったのでしょうけど、機関銃か手榴弾か、はたまた、プラスチック爆弾の発火装置か…。

私達は、「TO君の発達障害という特性は抜きにしても、この担任の学級運営・授業のやり方は、通常の範囲の子供ですら、付いていくのは辛いだろう。まして、自己肯定感を充分に持ち得ていない子供は、尚更厳しいだろう。それを学校側に見て欲しい、指導して欲しい。出来ないなら支援学校等の助けを仰いだらどうですか?」と言っているのを、完全に、TO君の問題にすり替えようとしているのです。

それでも、最初は冷静に説明する口調のつもりだったんです…。

「教頭先生?! 今回のことは、担任教師の学級運営や授業のやり方が原因で、TO君がストレスを溜めてるんですよねぇ。私達大人の親でさえ、これでも先生方には気を遣いながら、言葉を選びながら、話をしているつもりですよ。それなのに、子供が先生を前にして対等なコミュニケーションをとれると思われるのですか? それも本人にとって、ストレスの主因となっている相手を目の前にして…。とにかく、自宅に来られる必要はないです。2学期始まってからのケース会議で話せばいいでしょう。」

もう、この辺から自分で、頭に血が上り、身体も熱くなるのを感じてました。
あとは、何をどう言ったか覚えてません。前回のケース会議で言ったことを、再度、言葉を選ぶなどという遠慮もなしに捲し立てた気がします。

「私達保護者としては、担任教師の学級運営、授業のやり方には疑問を感じる。しかし、これは、TO君という発達障害児、障害は持っていても私達の可愛い子供を持つ親の一意見に過ぎない。私達は、教師の資格すら持っていない、ただの保護者。学校には優秀な先生方がいらっしゃるのでしょうから、教頭先生を始め、先生方が交流学級担任の授業を見て、それが通常の5年生を対象にした授業であると判断されるなら、それで結構です。判断は学校にお任せします。ただ、5年生だからと言って、TO君に支援が不要なわけではない。私達親は、これからもずっとTO君に必要な支援をしていくから、それだけは邪魔をしないように、担任教師に言っておいて下さい!」

それから、こうも言ったなぁ~。
「交流学級担任は、子供達に『自分の話を聞け!』と言って、話が終わるまでノートも取らせないクセに、支援センターの先生からのWISCテストの結果説明は、聞く気持ちすらなかったですよね。私達は、情報のフィードバックをお願いしているのに、それもせずにおいて、TO君の出来ないところをいくつもいくつもあげ、サポートブックの内容も理解しようとしない。どういうことですか? あの教師は自分を改める気持ちもないでしょう?」

口の中は乾ききっていたんですが、話し下手で無口な私が、よくもここまでしゃべり続けたなぁって感じで、教頭に話す間を作らせませんでした。

最後は、まぁそれでも、少し言葉穏やかにして(?)、「今後も、ご理解をお願いします。」みたいな…お互いごにょごにょ言って電話切ったんですが…。

妻には一部始終を電話連絡。自宅にも数回電話があったようで、妻は出られなかったようです。でなくて正解でした。

とりあえず、今日は早めに帰宅(何か嫌な予感はあったので…)。

そして、嫌な予感的中!
自宅のインターフォンが、私が帰宅するであろう…くらいの時刻に鳴りました(やっぱり来たか!)。

仕方なく出ると、教頭と交流学級担任が神妙な顔して立ってます。
教頭曰く、「誠意を見せに来た。」のだそうです。
モンスターペアレント扱いかい? 私達が求めている誠意は、こんなことをするために自宅に来ることではない。

「別にこちらは謝って欲しいと思っているわけではない。私達が言いたいことは、全て前回のケース会議で言いました。あれがほぼ全てです。あとは学校にお任せすると言ったでしょ!」

それでも何かごにょごにょ教頭が言うので、結局、担任教師本人に、それなりに言いたいこと(本当は言いたくないこと)を言わせてもらいました。言葉は選んだつもりだし、教頭との電話のように捲し立てたわけではありませんが、blog の前記事に書いたようなことをほとんど指摘させていただきました。

それから、以前から思ってはいましたが、今回のことではっきりしました。この教頭は、交流学級担任への指導も支援級担任に任せるような発言を繰り返していましたし、自分自身でこの交流学級担任を指導するという気はサラサラないようです。
“管理職失格”だと思います。

まぁ、玄関先で話し合いができるわけではないので、とりあえず、学校側としては「自宅まで足を運びお詫びした…という誠意を見せた」…という形にしたかったのでしょう。
後で、妻に入ってもらって、2学期からは交流学級担任との間でも、4月に不要だとされた連絡帳を通じて、TO君の「家庭←→学校」情報をやり取りすることを、穏やかに確認して、とにかくお引き取りいただきました。

あぁ~、何という不毛な時間…。
何度も、謝って欲しいわけではない…と言うのに。誠意を見せたいのなら、私達が望んでいることに応えてくれないと意味ないだろう? それも学校側に判断は任せると言っているのだから簡単なことだろうに。まぁ、それで例え、学校側に都合の良い報告をされても黙っている私達ではないが…。

そんなことがあって、もう夏休みが終わります(いや、この記事を書きあぐねていたら既に終わってしまった…)。
言いたいこと(何度も書くが、本当は言いたくないこと)を言って、すっきりなんかしてません。満足感も何もありません。心の中には、こんなこと言わなきゃ良かったとか、そもそも全て我慢すれば良かったとか…、虚無感というのでしょうか? 今のこの学校の関係教師には、何をお願いしても伝わらないような気がしました(支援学級担任の先生だけが理解者です)。
学校や教師とケンカしても、決して良い方向には行かないからと、ケンカすることだけはしないと誓っていたのに…。

悲しい、そして虚しい、今年の夏休みの出来事でした。
夏休み中の家庭での支援については、妻の blog をご参照下さい。
2学期、TO君が無事学校に行き、交流学級で過ごせることを祈るばかりです…いや、祈るばかりではないけど…既にいろいろ手は考えています。

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